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5センタボを笑うフィリピン。。。5センタボに泣け

投稿日:2016年10月3日 更新日:

 

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日本全国で取得物として警察に届けられた現金が189億円に達するらしい。

「拾ったものはアコのもの」なフィリピン人からすると驚愕の世界だ。

大学の授業で西城秀樹の”走れ正直者という歌”を授業で歌ったことがある。

日本語だけでなく日本人がどういう人なのか教えるために非常に有効だと考えた。

交差点で100円拾ったよ 今すぐコレ 交番届けよう いつだってオレは正直さ近所でも評判さ♪

「あのね、日本人は交差点とかで100円拾ったら交番に届けるんだよ!」

「えええ!?」

皆大爆笑していたが、これが日本なのだ。

実際財布や携帯電話を落としてもそのまま戻ってくるアメージングな国。

一方フィリピンで拾った財布を届けたら全国ネットのニュースになる。

それ以前にフィリピンの交番に届けたらそのままポリスが懐に入れてしまうだろう。

 

先日の土曜日セブ島マンダウエ市にあるパークモールへ出かけた。

スーパーで買い物を済ませ歩いているとレジ付近にオカニが落ちていた。

穴の開いた小さいコイン。

5センタボ:20枚集めると1ペソになる。

それが床に2枚も落ちていた。
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気が付かないのか、興味がないのか不明だが誰も拾わない。
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ズリ足で外マタに歩くババエ。

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おもむろに蹴り飛ばす。。。

それから沢山の人が5センタボの傍を通り過ぎていった。

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そして、ようやく一人立ち止った。

「なんだ5センツか」
そう言いながら通り過ぎていった。
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小銭には興味がない。

物乞いの子に1ペソあげても”シケてやがるな”という残念なリアクションが返ってくる。

こうやって異質の文化風習に触れて初めて相対的にわかる日本人らしさ。

一銭を笑う者は一銭に泣く。

ついつい奢り高ぶりやすい人間とう動物を律する言葉だ。

せめてうちのカワイイちゃんは小銭を大切に扱う謙虚な子に育ってほしい。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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