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【立小便文化】トイレで小便をする奇跡のドライバー

投稿日:2017年6月1日 更新日:

私がフィリピンへ来てビビったのは、立小便の普及率。

街を歩けば人目も憚らず絶対だれかがシャ~と黒くてガマイなポークピッツをつまみながら放尿しているシーンを盛んに見かける。

まるで毎日が小便大会だ。

フィリピンは国土全般が公衆便所と化し、特にコンクリートの壁に囲まれた路地はモアっと尿臭が立ち込める。

中国、モンゴル、インドも同じく立小便が生活習慣化されているらしい。

以前乗っていたアミーゴもよく小便をかけられたあとがあったが、犯人はあながち犬とは思えない。

ジプニーの運転手は人目もはばからず道端に車を止め、ドア半分あけてポークピッツを見られないように車体へ小便をかけている姿をよく見かける。

だからジプニーがとおり過ぎると小便の匂いが拡散される仕組みとなっている。

日本では厳密に言えば軽犯罪法に抵触してしまう反社会的行為。

この立小便というメソッドは日本では屋外排泄をよばれ、災害や緊急時のみ使う技能の部類に属する。

先日乗ったタクシーの運転手。

今は無き桑名正博が30%入った顔だ。

しかし、その傍若無人な風貌に反して非常にマナーが良く、他の車や歩行者に道を譲る人間国宝級の性質を持っていたので驚きだ。

フィリピン生活実態感として100人に。。2人位か、Give wayマインドを持った珍しいフィリピン人に遭遇する。

そんな日には少しハッピーになれる。

ピノイ全員がセルフィッシュでグリーディーというわけではない。

「Excuse me Sir」

そういって彼はFカバホッグ通りのフーダ近くにあるガソリンスタンドの敷地へ車を寄せた。

最初、給油するのかと思ったが、オーテンを指さしたので意味が分かった。

小便してもいいかというサインだ。

勝手に止まって客を置き去りにしてその辺でやるドライバーが大半だが、ここでもちゃんと客に許可を得るあたりが桑名正博はできる男だ。

マニラのドライバー記事、良かったらぜひご覧ください

私はミラー越しに眉を一度だけ大きく動かし了解のサインを送った。

車内も整然と綺麗に片付いている。

普通、その辺の木の幹かコンクリート壁で臆面もなく放尿するのだが、なんとGS付設のトイレに歩いて行くではないか。

ていうか、そんな所にトイレがあるなんて知らなかった!!

この情報はセブに住む者として貴重過ぎる。

流石タクシードライバだと感心しながら彼の小便する姿を眺めていた。

2分は放尿が続いただろうか、かなり溜っていたに違いない。

日本だと普通過ぎる日常の光景だが、フィリピンというワイルドな風土が生む感動だ。

そうやって毎日小さな幸せを拾いながらセブという街で生活していきたい。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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