カルチャーショック

【勘違い】「元旦からご苦労様です」上から目線が止まらない

投稿日:2018年1月2日 更新日:

2018年元旦。

Boljoonは朝から雨模様。。。

雲の切れ間から一瞬朝日が海面を眩く照らし、漁に出ている釣り船が2艘浮かび上がった。

「正月早々、ごくろう様です」

なんとなく習慣的に心の中で呟いてみたのだが、なんかそうじゃない気がした。

なんでろう?

釣り船の漁師。

光り輝く光を背に小舟をてきぱき操縦し、その動きに悲壮感のかけらもない。

双眼鏡を使わないと表情までは見えないが、正月早々働かされているという雰囲気は全く感じられない。

彼等は基本的に自営業だ。

正月に休みたければ休めばよい。

「お気の毒に、この人は正月早々働かなければならない」

そんな前提がなければ、元旦から労働している人を見てそんな考えに及ばないのではないだろうか?

もしそうだすると、上から目線にも程があるな。

朝から禅問答のように海を見ながらしばし自問自答にふけった。

日本でも正月早々働いている人を見かけると、労いの気持ちを込めてそう心の中で呟くのが人間としての道だと勝手に思っていた。

フィリピンで生活するうちに日本では良識だと思っていた事を欺瞞的に感じることがしばしば起こるようになった。

日本人は常に義務を探す。

フィリピン人は常に権利を探す。

この相反する生き方に触れて、自分の中にある勘違いした感覚に気づいてしまうことがある。

正月の朝5時から働くホテルスタッフ。

有無を言わさず正月から働かされているのではなく、きっとダブルペイ(日当二倍)だからラッキーだと思っているのかもしれない。

ぜひ前向きに生きたい。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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