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【モトボサツ映画論】「クリード2」ボンボンが勝つこの世の現実。。。でも敵の男がカッコいい

投稿日:2019年2月16日 更新日:

「クリード2」という映画について

日本では2019年1月11日に公開された「クリード2」という映画をティムが海賊版DVDショップで買って来た。

フィリピンでは昨年の9月にやっていたのだが、息子同士の闘いなんて小学生でも思いつくような幼稚なストーリーにわざわざ時間を割いて観る気にならなかったのだったのだが、Netflixもちょっと飽きてきたところで、寝るまでの間に観ることにした。

あらすじ

主人公のアドニスは、亡き父アポロが残した巨額の財産によって何不自由なく大豪邸で暮らす母親と売れっ子歌手の彼女がいる。

絵に描いたように恵まれたボンボン息子はラッキーパンチでなんとか世界チャンピオンの座を手に入れ、彼女へプロポーズするのだった。

まるで頭の悪い息子を無理やり三流大学の医学部に入れて医者にするようなもので、男として全然カッコよくない。

一方、ロッキーⅳでロッキーと対戦して負けたロシア最強ボクサーのドラゴは転落し、ウクライナで貧しい生活をしていた。

ドラゴの美しい妻は甲斐性のない落ちぶれた元ボクサーと息子を捨てて、富裕層の男のもとへ走ったのだった。

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幸薄い父と息子は寒々しいウクライナの街で肉体労働に身をやつしつつ、静かに復讐の時を待っていた。

そしてついにアメリカのプロモーターからアポロの息子とのタイトルマッチの話がやってきた。

富と人脈とラッキーパンチで世界チャンピオンになったボンボン息子とハングリー精神の塊であるドラゴの息子の試合の結果は見えている。

アポロの息子は腎臓に大きなダメージを負い入院生活。

そして、お約束なロッキー爺さんの指導のもと、ワイルドな環境でトレーニングを重ね逞しくなり、ドラゴの息子をやっつけるというストーリーだ。

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ダメ出しその1 ボンボンを応援する気になれない

ストイックなアクション系の映画では甘ったれたボンボンを応援する人はいないだろう。

ロッキー爺さんも、何もかも手に入れて十分だろう(お前じゃ勝てない)という感じでドラゴの息子との対戦を反対している。

やはりボクサーとビキニバーガールは野生動物のようにハングリーじゃないとカッコよくない。

あしたのジョーやロッキーのオリジナルストーリー等、這い上がるストーリーに人は勇気を貰い、感情移入しながら涙するのではないだろうか?

しかし、現実の世界はこういった富と人脈のある人間が勝ちつづけ、負け組はとことん落ちて行くのだが。。。

ダメ出しその2 ロッキーがお爺さん過ぎる

花も嵐も踏み越えて男の人生をほぼ全うしたロッキー爺さんがまるで仙人みたいに達観した老師キャラに徹している。

しかし、あまりにも本物のお爺さんになりすぎて痛すぎる。

亡き妻エイドリアンの墓の前に座って「息子と疎遠になったよ」とか愚痴をいうロッキー爺さん。

これを観た人は、自分もいつかロッキーみたいにヨボヨボなってしまうとか、時は残酷だとか、そこに一切の夢を抱けない。

私が昨年日本へ戻ったときに数年ぶりにテレビで観たみんもんたがいきなりお爺さんになっていた衝撃に近い。

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ドラゴの息子がやたらかっこいい

この映画で唯一楽しめるのがドラゴの息子のトレーニングシーンだ。

 

流石現役プロボクサーの動きはパワフルで芸術的だ。

 

個人的にトレーニングは孤独であるべき。

そういう持論を持っているので、彼の無機質でストイックなトレーニングシーンに痺れる。

ドラゴの息子役を演じている人物は、68勝10敗の戦績を誇るルーマニア出身の現役ヘビー級ボクサーフロリアン・“ビッグ・ナスティ”・ムンテアヌ

どこが名前で苗字なのかよくわからないほどルーマニア人の名前は長すぎる。

さいごに

評論家のコメントにはこんな感じで書いてあるが。。。

映画ライターさん、スタンバイと書いてあるが、本気で号泣したのだろうか?

しかし、この映画を観た後味は「うーーーーん微妙」という感じだった。

ボンボンな人生に退屈さを感じている人にとっては刺激的な映画かもしれない。

 

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モトボサツ

モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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