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フィリピンで火垂るの墓は効かない!?

投稿日:2016年11月22日 更新日:

hotaru1

 

昔、火垂るの墓というアニメ映画を観て泣いた記憶がある。

戦争の犠牲となった兄妹の物語。

切なすぎて心がぎゅっと荒搾りされてしまう。

先日、ある方に頂いた日本のDVDの中に火垂るの墓が入っていた。

幼い妹がなんだかカワイイちゃんとオーバーラップしてしまい、号泣するだろう。

その日は朝から財布の2000ペソが消え、独り孤独に心の中で戦い疲れていた。

もう今日は泣きたくない。

2回目を直ぐにできない状態に似ている。

そんな空気を読めないティムが火垂るの墓DVDを勝手にスタートしようとした。

「もしそれ観るなら俺はカフェでも行って仕事してくるけん。終わったら連絡して」

観終わったらティムが号泣して無理やり抱きつかれたりしたら暑いセブがもっと暑苦しくなるだろう。

私は安全を期してとっととオフロードカフェまでアミーゴを走らせた。

日曜日の道はガラガラで気持ちが良い。

夕方のカフェには客が少なくガランとしていた。

私は75ペソのホットカプチーノを注文した。

ネットは快適スピード。

先日コメント欄にあった、”次のページへと前のめーじへのリンクがないから読みづらい”というコメントがあったのでその改造作業に費やすことにした。

※本文の上と下に次の記事へ、前の記事へ設置済み

全ては怖いくらい順調だった。

しかし、

しばらくして二人のピノイが私の近くに座った。

歳の頃はそうさのぉ25歳と28歳くらいか。

座ったとたん信じられないほどの大音量で動画を観はじめた。

入ってきた時からなんかやらかしそうな雰囲気を醸し出していたが、嫌な予感が的中した。pinoy1

キャツ等の前頭葉がいったい何パーセント稼働しているのかカチ割って見てみたい。

私がそのバカモンキーマジックどもに蹴りを入れる予定時刻5秒前、スタッフがやってきた。

「すんません。ほかのお客様のご迷惑になりますので、音量を下げてください」
Excuse me. Saba kaayo mo

フィリピンでスタッフが客の音量調整をする現場を初めてみた。

ここは新宿西口駅前ルノアール?

一生忘れられない出来事になりそうだ。

しかし、そのピノイ達の反応が素直過ぎてなんだか拍子抜け。

はい、了解
「Oo,Sige」

当然謝らないが、悪態をつくこともない。

日本の場合きっとこうなる。

「おーおー、ねーちゃん、いいケツしてんじゃん」
「困ります。お客様おやめ下さい。Kサツ呼びますよ」
「呼べるもんなら呼んでみろ グヘヘ」
「オミャーら待ちな」←元ボサツさん登場
大人になりたいと思った事は無かった。いつも男になりたかと思っとった ブツブツ。。。

マナーの悪いフィリピン人は多いが実は全く悪気が無かったりする。

嫌がらせしてやろうという特別な意図は無く、本当にアホなだけなのだ。

そんなやり取りを横目で見ながら作業をしていると2時間あっという間に経過した。

ティムから観終わった連絡が入ったので作業を切り上げオフロードをあとにした。

ティムの顔。

号泣感ゼロ。

物足りないな。

ほらもっと何て言うか、目を泣きはらしていたり、鼻をすすってたりするはずやろ?

「どうだった?切ない話やろ?」

「うん、かわいそうだけど、フィリピンだと普通にあるよね」

そうか。。。やっぱりここはフィリピン。

日本の感動が通じない。

▶フィリピンでおしん打ち切られた理由

心の琴線が違うのだ。

やはり我々は1mmも分かり合えない対極に居るのか?

戦争を知らない子供たちだった我々にとって、火垂るの墓はただただ悲しい劇場ストーリー。

他人事としてピュアに感傷にひたれるのかもしれない。

一方フィリピンは今なお日本の戦中戦後に近い環境が続いている。

火垂るの墓は感傷用ムービーではなく、リアルな世界なのだ。

社会環境と価値観の相関関係を常に意識しながらフィリピンと付き合っていかなければならないと思う。

 

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モトボサツ

モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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