狂犬病

狂犬病の郷|ようやくセブのマンダウエ市役所が犬を捕獲しにきた

投稿日:2018年2月15日 更新日:

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放置プレーなフィリピン

昨年、私の住むB級ビレッジの中で向かいの家の数匹から襲われ窮地に陥った。

5匹くらいの犬がまるで映画のクジョーさながらの勢いで牙を剥いて私とティムを取り囲んだのだった。

【窮地】クジョー5匹 もう逃げられない 奴等がそこにいる!!

幸いやられなかったが、発症すれば致死率100といわれる恐ろしい狂犬病のことが頭をよぎった。

すっかり犬トラウマになると同時に中途半端に飼っているやつに対し怒りがこみ上げる。

苦労の末マンダウエ市役所が動きだし、そしてついにxデーが来た。

軽トラに乗った赤い服の男達。

てっきり蛇を掴まえるような輪のある棒でやるのかと思ったが大型魚用の網を持っている。

絶望の15ステップ

上流からおさらいしてみよう。

  1.  朝っぱらから犬数匹に襲われる
  2.  犬の家のヘルパーに苦情
  3.  放置
  4.  家主(成金ハゲ)に直接苦情
  5.  放置
  6.  ビレッジのプレジデント(隣のケチな大)に相談する
  7.  放置
  8.  マンダウエ市役所へ相談
  9.  バランガイ(町内会)へ行けと言われた
  10.  バランガイ(町内会)にレターを出す
  11.  放置
  12.  大家に引っ越しを告げる
  13.  ようやく大家がマンダウエ市へ行き犬駆除手続き
  14.  音沙汰なし
  15.  2か月後、ようやく捕獲された

放置という文字が何度も出てくるのがフィリピンらしい。

しかし、2匹だけ捕獲漏れがあったが、仲間が連れて行かれた後急に大人しくなってしまった。

しかし、犬の飼い主を選べない。

もしまともな飼い主に出会っていれば秩序ある生活と安全が確保されていたに違いないが、犬もある意味被害者いや被害犬なのだ。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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