カルチャーショック

【謎のパーキングチケットボーイ】居なくても全く困らないフィリピンの不思議

投稿日:2018年10月22日 更新日:

世界12位の人口を誇るフィリピンは人だけやたら多い国という印象が強い。

フィリピンという国のアドバンテージを無理やり語る時、必ず出てくるのが「人口ボーナス」という謎の表現だ。

人口ボーナスとは「人口学的ボーナス」とも呼ばれ、労働力増加率が人口増加率よりも高くなることにより、経済成長が後押しされることを言う。

子供と年寄りを除いた労働人口の割合が増加することにより経済成長が見込めるということだがフィリピンの場合、働いていると言っても実際いなくても全然困らない仕事が多く、人口ボーナスというよりむしろやたらと無駄使いしたがる禁治産者的ボーナスという言い方に変えたほうがシックリくる。

先進国に比べ人件費が安いとは言え、仕事というより単なる時間潰し的なものが多すぎる。

例えばフィリピンのショッピングモールに必ずいるエレベーターガール。

※ガールじゃなくてオバPが多い。。。

スマホずっといじりながら終日エレベーター内の酸素を無駄に消費し、1.5人分のフロアー面積を占領している。

昔の日本にもエレベーターガールはいたのだが、客が簡単に押せるようなボタンが無く、手動レバーで操作していたので客に扱わせるのは無理があった。

今時のエレベーターはたとえヒュンダイ製でも降りたい階のボタンさえ押せれば全く問題なく誰でも使えるはずだ。

無人だと客が無茶苦茶するのかといえばエレベーターが無人で動いているときも結構あるのだ。

居たり居なかったり、その日次第というのがいかにもフィリピンらしい。

エレベーターガールはまあいいとして、最も理解できないのが、パーキングチケットボーイ。

私が通っているジムのある某ショッピングモールの入口ゲートにはパーキングチケットを発行する機械があり、ボタンを押すとプラスチックのカードが飛び出してくる。

日本なら自分でそのカードを引き抜き、精算時には出口の機械に差し込んで料金を投入し出庫するのだが、フィリピンというかセブの場合は違う。

パーキングチケットボーイというのが機械のところにいて、ボタンを押しカードを引き抜きドライバーへ渡す係なのだ。

現場にスタッフがいれば機械を使わずすべて人力でやればよいのかもしれないが、入庫の時間の管理とか絶対無理なのでやはり機械は必要なのだ。

パーキングチケットボーイ要らなんばい。

そう思ったが、いや、待てよ。

フィリピン人は運転が下手クソ過ぎるので、停車した位置から窓を開けてボタンに手が届かなくて困るケースが多分に考えられる。

やっぱりフィリピンにはパーキングチケットボーイは必須なのかもしれない。。。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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