カルチャーショック

【モラルハザード】たつ鳥あとを濁すのが当たり前@フィリピン

投稿日:2016年8月21日 更新日:

basra01

悪気のなさが一番最悪

たつ鳥あとを濁さずという考えは1㎜もない。

フィリピンでは食事したあとのテーブルをそのまま立ち去ったり、自分の家以外は全てがゴミ捨て場。

これはマナー云々というよりもすでに文化として確立されている。

私がフィリピン生活で最初にカルチャーショックを受けたのは無謀な運転マナーとゴミのポイ捨て。

飲んだジュースの空き缶を思いっきり川に投げ込む少年。

river

もちろん誰も止めない。

ファーストフードやコンビニに限らず山でも海でも食べたらそのまま。。。

river01

フィリピンという国全体がまるで大きなゴミ屋敷だ。

この話をすると必ず出て来るのがメキシコ。

ゴミポイ捨て、気持ちよくなるケミカル類、鉛の玉のでる黒い筒、各種犯罪、貧富の差、教会の多さ。

スペインの残したものは徹底的に人間をスポイルする環境なのか?

古びたコンクリートの壁からは常に尿臭が漂う。

垂直に立っているものはすべて男性用便器。

人目も憚らずどこでも立小便祭り。。。

自分の車にさえ小便をかけるクレイジーさは未だに理解ができない。。。

ここまで書くと救い様のないほどのモラルハザードだと言えよう。

しかし、

今朝ちょっとした衝撃を受けた。

いつもの早朝ジョギングでの出来事。

目に飛び込んできたのは雑草抜きとゴミ拾いしているサッカーチームのフィリピーノ。

おそらく無理やりやらされているのだと思うが、この利の無いところにこそ宝が埋まっている。

朝から草むしりとゴミ拾いをすることでもう教会で無駄な懺悔しなくても良い位スッキリするだろう。

【ビデオ編集してみましたので良かったらご覧ください】

モラルハザードの国から進化する片鱗の可能性を少しだけ感じた素晴らしい朝だった。

高校や大学でもぜひゴミ拾いで単位を与えるクラスを設けてほしい。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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