2018タイムスリップ

【懐かしの八王子駅】消えたマックのスマイル0円は日本の未来を象徴

投稿日:2018年6月3日 更新日:

1988年4月、八王子で人生初めての銀行口座を開設した。

当時はまだ太陽神戸銀行だった。

それからさくら銀行→三井住友銀行と統廃合が続いたが、私の個人口座はそこから一切動いていない。

2016年3月にSMのバーゲンの時に財布ごと見事にやられ、クレジットカードのない生活を2年間も送っていた。

おかげで日本円を一切使わなかったのである意味サバイバル力が向上したかも。。。

ついに財布スられた@SM

田園都市線で市が尾から長津田まで行き、長津田から八王子まで一本だ。

懐かしの八王子。

大学時代にセブンイレブンでアルバイトをし、付近のソープ嬢がストッキングを買いに来た時、勤務中にもかかわらず「お兄さん履かせて」と斬新なプレーを提供させられたのを懐かしく思い出す。

蝋燭を買いに来た女が、「あの、そんなんじゃないですから」とこっちは何も言わないのに慌てて言い訳を始めたのもよく覚えている。

八王子は青春のハードな思い出が多い。

さて、何十年ぶりの八王子だったが、思ったより活気があった。

駅前は一瞬どっちへ歩いてよいのか迷ったが、感覚的に駅から左側へ銀行があった気がした。

派手なコマーシャルの気持ちよくなるケミカル類ストア。

そして意外と近くに目的地の三井住友銀行を発見!

カードを擦られた経緯はすでに電話で話してあったのでスムーズだ。

2週間だけ使える仮のカードをその場で発行してもらい、あっという間にミッション終了。

心の荷が一気に軽くなった気がした。

Gショックは日本時間の12時を示めしていた。

フィリピン産の母娘ライオンがやっぱり餌を催促してきた。

通りの向こうにマックが目に入った。

大量閉店で消えたマック、 都内から続々とマクドナルドが姿を消した

2014~2015年、プラスチック、人間の歯など異物混入

2014年、決定的ダメージを受けた期限切れ鶏肉問題

日本のマックは売上不振で閉店しまくっているというニュースを見たが、そのころ皮肉にもフィリピンではマクドはどんどん増加していた。

その後V字回復した日本のマックに妙な期待感が高まる。

コンビニからホテルまですべてサービスが一様に最高だと日本を訪れた外国人からの定評があるではないか。

しかし、運がいいのか悪いのか、見事に日本人離れした超愛想の悪い中年のおばさん店員が対応。

「いらっしゃいませ」ではなく、「早くメニュー決めて消えろ」と分かりやすく顔に書いてあった。

日本にもこんなのがいるんだと逆に嬉しくなった。

かわいいチャンは子供向けのハッピーセットで決まり。

しかし、高い!

なんとチキンナゲットとのハッピーセットだと500円もするのだ。

久しぶりの八王子でケチケチしたくないが、日本の価格設定にビビる。

昔チーズバーガーが60円くらいで買えた記憶があるのだが、勘違いだろうか?

結局三人分合わせて千円札を2枚も支払った。

10日で5000ドルのちょっと余裕をもった予算。

もし余れば三井住友の口座へ戻して帰ろうというケチ臭い考えが音を立てて崩れる。

二階席には三流高校生やスーツ姿のサラリーマンが思ったより多くいた。

私の隣にはシステム手帳と睨めっこしている若い女性がいた。

こんな女性フィリピンで見たことがない。

フィリピンだとこれ見よがしにリンゴのマークのパソコンを見せびらかすように店内で広げる。

お父さんの似顔絵を描くとポテト券がもらえるキャンペーンが目に入った。

父の日に向けての企画だろう。

最近かわいいチャンは絵を描くのがマイブーム。

人間離れした似顔絵を持っていくと、あのおばさんがいたのでお兄さんに渡したが、いかにも面倒臭そうに受け取りポテトの引換券をくれた。

八王子駅前はサラリーマンと三流高校生が主体で、スマイルとか実利のないものは合理性を欠くのでいらない。

ちょっと高くても考えるのが面倒くさい人が飛び込める場所であることが大事なようだ。

昔スマイル0円と書いてあったマクドのメニューからいつの間にか削除された項目。

時代に逆行している気もするが、ちょっと日本人無理しすぎている気がする。

日本が求めているのは無理した笑顔ではなく、実利ある合理性。

こうやって日本はこれから八王子のマックのように笑顔ゼロでの対応が増えていく気がする。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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