昨年の9月からティムの誘いに乗ってエアロバイクで脂肪燃焼するジムに通っているのだが、インドアサイクリングなんて女のやるもんだという認識があった。
ファッションでやるもパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬ一歩手前まで追い込むのも自分次第。
私は自分をいじめるのが好きな自虐的M男なのでトレーナーがギヤ最大10まで入れろと言ったら11とか12をチョイスすることにしている。
RPM130という指示があれば維持でも150オーバーを自分に課すのだ。
たった45分だけど十分仮パタイ(人間の最後に訪れる儀式)状態に追い込むことができた。
1セッション最大800キロカロリー消費は嘘じゃない。
おかげで肉体改造にまんまと成功し、プールや海で肉体美を披露するナルシストの仲間入りってか?
開始して3か月経った頃にはぱっと見が別人になり、「うわっ痩せましたよね!」というお決まりのリアクションを受けるのが気持ちよかった。
しかし!
自分の中では自転車はあくまで序論であり、スタミナと筋力が回復したら格闘への道へカムバックするつもりだった。
だからずっとWinsとTwinsの8オンスのパンチング用のグローブを捨てずに保管していた。
ふふふ、ついにその時が来た。
うちの近所のボクシングジムがオープンしたのだ。
機は熟した。
オープンしてすぐに申し込んでトレーニングスタートした。
受付の女性1名。
男性トレーナーが2名ほどいる。
ジョグ、縄跳び、ストレッチ、ボールを使った筋トレ、ステップ系のトレーニングと一応一通りメニューがあるのだが、特にトレーナーがそばにいてカウントしたりコンダクトするわけではなく、すべて自主トレ。
逆にダメなフィリピン人トレーナーに適当にやられるよりマイペースでやらせてもらったほうがある意味いいのだが。。。
それからサンドバック打ち。
これも自主トレ。
それから適当にその辺のトレーナーを捕まえて2分ワンセットのミット打ち4本となる。
しかし、1本終わり次のセットまでに少しインターバルがある。
3本しか終わっていないのに、トレーナーが消えていたり、おいおいという感じの連続だ。
スタッフ全員スマホへ夢中。
タイマーは30秒で一回なるのだが、100まで達するとリセットしなければならない。
これも忘れるのでこちらからリセットしろと言わなければ動かない。
しかもパンチングミットをかぶせるように打ち付けてくるトレーナーが多いのでミートポイントがはっきりせずしかも手首を故障する原因にもなる。
8割自主トレで2割が対人によるミットうち。
しかし、お粗末なトレーナーによるものなので妙なストレスが溜まってしまう。
エアロバイクZinkはフィリピンにしては教養とオカニのある層が集う場所でオンタイムで始まり、カスタマー対応のかなりしっかりしている。
同じフィリピンなのに、このギャップの大きさが果てしない。
もしミット打ちのロボットマシーンが登場すればアッという間にフィリピンのボクシングトレーナーなんて要らないだろう。
しかし機械より人件費のほうが圧倒的に安い国では、交差点に信号がなく、交通警官が一生懸命排気ガスを吸いながら自虐的な仕事をしているのが現状。
そんな国で生きていくには機械以下の人間を相手にどうやって対価を得るかが最も大きなチャンレンジでありトレーニングなのだろう。
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