馬子にも衣装という言葉の深さをとセブ島で生活しながら痛感している。
私は中学2年生まで馬子じゃなく孫だと思っており、孫でも一丁前に衣装が必要でお爺さんは歳をとっても物入りだという事だと思っていた。
「馬子」とは江戸時代の宿場町で、馬を引いて、旅人を乗せたり、荷物を運んだりしたセブで言うところのジプニードライバー兼コンダクターみたいなものだ。
基本的に馬子はみすぼらしい恰好の代名詞みたいなイメージを持たれていたのでどんな馬子でも立派な服を着れば信用されるという見た目がすべてということを表現するための言葉だ。
フィリピンは日本の江戸時代みたいだと本ブログで散々書いているがフィリピンはいまだに単純に服装で人を判断する江戸社会だ。
しかし、私はこの馬子にも衣装ということわざを別の次元で捉えている。
服装はまさにその人をコントロールするのだ。
たとえば普通の人が突然ヤクザの恰好をすると自動的にヤクザみたいな言動になり、頭を剃って僧衣を着ればストイックで物静かな言動を取るだろう。
セブの日本食レストランの板さんは当然ながらフィリピン人なのだが、白い料理人服を着て動きがいい。
フィリピン料理店のダラダラした南国感たっぷりの動きとは違う。
あれはまさに服装がマインドをコントロールしている分かりやすい例と言えるだろう。
ゼッケンの付いただらっとしたタンクトップにボテボテのロング短パンを履いてスリッパでチャリチャリ歩いているタンバイをよく見かけるが、キャツらを捕まえて七三に散髪させ、三つ揃いの高級スーツを着せバリっとしたネクタイを装着し、イタリアの高級革靴を履かせる企画をすると面白い気がする。
つまり見た目は非常に大事で見た目という環境に人間は適応しようとする習性を持っている。
ジャージで仕事するとラフな気持で作業するので成果にも関わってくるだろうし、逆にスーツ来てバスケすると点数はとれないがファウルの数は減るだろう。
メイドカフェのメイドがメイド服を着るとやはり「かわいいけど忠実で秋田犬のような心を持つメイド」になるのだろう。
フィリピンの密林と呼ばれているLazadaで「Maid uniform(メイドユニフォーム)」というキーワードを入力して検索すると凄い物ばかり出てきた。
こここんな服を今時のご主人様はメイドに着せるのだろうか?
フィリピン人は名探偵コナンの逆バージョンで体は大人だけど中身は子供な人。
俺様色に育てて染めたい人には絶好の環境なのかもしれない。
フィリピン土産の決定版 メイド服。
1位
(アクアランド) AQUALAND 大胆ホルターネックメイドコスチューム フルセット メイド服
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A&TCollection メイドさん コスチューム 黒x白 レディース H87-95cm
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