セブにも図書館があるのか日本人から質問されることが多い。
フィリピンの公共の施設は市役所や郵便局を筆頭に廃墟級の古びた建物を使い、サービスを含め旧態依然とした発展途上さを象徴する存在と言えるのだ。
図書館もわざわざ行く気にならなかったのだが、恐いもの見たさで行ってみた。
セブ市立図書館の歴史
2018年3月10日リニューアルオープンしたCebu City Public Library(セブ市立図書館)は通称Rizal Public Library(リサール公立図書館)と呼ばれている。
カピタル(セブ州庁舎)からフェンテオスメニアへと続くOsmeña Boulevard(ジョーンズ通り)の右手に突然レトロな建物が現れる。
一見してアメリカの連邦裁判所か刑務所かといった雰囲気だ。
米西戦争の後にアメリカ統治となり、この建物が望むジョーンズ通りはアメリカのジョーンズ下院議員にちなんで名付けられたものだ。
建物へ続く階段を上ったところに子供に勉強を教えているホセリサール像が見える。
1938年に建造され、第二次世界大戦中は日本軍の本部として利用された歴史を意識しながら訪問すると味わい深い。
24時間営業(休館日なし)
そして2018年3月10日にリニューアルオープンし、フィリピン初の年中無休24時間営業として開館した。
入館料無料 パソコン持ち込み可
土曜日の午前中の様子
エアコンはちゃんと稼働し図書館らしく静かで快適だ。
WIFIは繋がらず。。。
まとめ
フィリピン初の24時間営業というセンセーショナルにリニューアルオープンしたセブ市立図書館だが、いったい夜中に誰が本を読んだり勉強しにくるのだろうか?
アジアで最も電気代の高い国で入場料無料にも関わらずエアコンかけっぱなしという状況がなんとも無謀に思えてならない。
セブの街全体が博物館と思えるほどまるで廃墟マニアの感性を刺激しそうな古い建物が多く、日本なら博物館として保存されそうなものでも無理やり利用されている。
ダウンタウンにあるイエズス会の歴史的建物はフィリピンカットリックの歴史を知る重要な存在であるにも関わらず、工事用の資材置き場になっているのだ。
歴史的掘り出し物が数多く埋もれているセブの街を独自で探索するのも一興だろう。
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