時間表示 フィリピンVS日本
日本人がフィリピン人と仕事をする時にまず困るのは文化や人生の優先順位に関する互換性の薄さ。
薄い程度なら良いが全く無い事の方が多い。
例えば実務レベルで言うと、数字に対する認識の差が非常に面倒臭い。
日本は時間に関して言えば24時間制を使うので、午後1時の事を13時と表現するのがわりと普通。
午前とか午後とか入れなくて良いので非常に便利だ。
しかし、これをフィリピンで使用しようとすると拒否反応が半端ない。
14時くらい迄はなんとかついてくるのだが、16時と書くと午後6時だと思われてしまうので危ない。
自分たちが知らないことはきっと相手が悪いのだというフィリピンあるあるなマインドなので、反省の色は全くなし。
終いには「ミリタリィータイム」と言われてしまう。
要するに軍隊しか使わない変な特殊表示だと言うことだ。
やっぱりこっちが変な人扱いされるフィリピンライフ。
だから、ついつい集合時間をフィリピン人伝える時に、18:00と打ったあとすぐに6pmと打ち直すことが多々ある。
面倒くさい事この上なし!
まあ、フィリピン人は時間通りに来ないので気を遣うだけ損だが。。。
日付表示 フィリピンVS日本
そして、もう一つヤバいのが年月日表示。
国が変われば、年月日の順番が変わるのは割とふつう。
たとえばイギリスとアメリカだと月と日の順番が逆。
イギリス | dd/mm/yy | 24/08/01 |
米国 | mm-dd-yy | 08-24-01 |
Januaryは1月という風に日本と同じく1~12までの数字を使って便宜的に表現するのは共通。
しかし、フィリピンでこの数字を使うとピンと来ない人が多い。
例えば5/15という情報を見せたあとジッとみたまま固まる。
そして「5ってひょっとしてMay?」と確認されたりするパターンが多い。
おそらく小学校で習っているのだろうが、卒業したら忘れてしまうのだろう。
だから、5/15と書けば済むところをわざわざMay 15と書かなければならないのでイラっとしてしまう。
面倒くさい国だぜ。
ただ、12カ月を1~12で表示するのは万国共通のようだが、なぜフィリピンは嫌がるのか?
自由の国フィリピンは具体的な決まり事を嫌う国だ。
役所のルールもその日の気分次第だったりする。
朝昼夜というザックリした世界を破壊する時間の存在もそう。
フィリピンタイムという40分遅れるのがソーシャルマナーになっている。
オンタイムはガツガツした人生?
フィリピンに入ればフィリピンに従えという言葉があるようにこの国にアジャストする努力を楽むように工夫しようかな。
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