【私のラーメン紀行@セブ】
私がセブへ上陸した10年前、ラーメンと言えば唯一来々軒だった。
村人たちの多くは来々軒の名前は知っていたが誰も行ったことが無かった。
麓町のジョリビー100ペソが外食ボーダーラインの生活ではきっと一生行けない場所。
機械の体を持った人だけが食える来々軒?
銀河鉄道999さながらの世界がそこにあった。
山を降りて初めて入った日本食レストランは亀吉ラーメンだった。
当時はマボロの道路沿いにあり、こじんまりと気取らない雰囲気。
ラーメンではなくなぜか牛丼を注文してしまった。
一食200ペソを超える食べ物を注文した瞬間、実に大それた気分になった。
それから次に行ったのはASフォーチュナ通りの恭平ラーメン。
なんだか遠い記憶のどこかで見覚えのある風景がそこにあった。
絶妙に無口なウエイトレス。
バツイチ男を迎え入れてくれる懐の深いカウンター。
壊れた時計が再び時を刻み始める。
そこで余生を過ごしたくなる場所だった。
そんな恭平ラーメンもいつの間にか韓国焼肉屋になってしまった。。。
【セブ高級ラーメン店】
それから日本で実績のあるプロのラーメン店が入って来た。
消費税やサービス料を含めると400ペソ(1000円)に迫る。
バツイチ男を無口にカウンターで受け入れる場所ではない。
フィリピン富裕層がカッコつけるための場所なのだ。
【第二次ラーメン戦争 価格破壊へ?】
以前の記事で書いた全品150ペソラーメン店。
味のベンチマークは65点。
私の人生観によるとラーメンなんて無難に腹を温めてくれたら何でも良い。
ふふふ、150ペソで65点なんてギリギリの所を責めてくれるじゃないか。
スタッフによると人気はビーフ、ポーク、スパイシーらしい。
前回はポーク(豚骨)をやってみたが、麺の性格からして豚骨は不向き。
今回は横に育ちざかりの雌ライオンが一緒だった。
気になる味噌、スパイシー、鳥白湯を一気に注文してみた。
食後のアメリカ爺は何を考えているのだろうか?
ショップポリシーはジョリビーより早い事!
注文して数分でテーブルへ運ばれて来た。
味噌
鳥白湯
スパイシー(たぶん担々麺?)
味噌、鳥白湯、担々麺の順に啜ってみた。
以下モトボサツ勝手に採点。
担々麺68点
味噌65点
鳥白湯57点
そんな訳で余計なお世話だが、B級ラーメン店イチオシはスパイシー(担々麺)。
理由は麺との相性とひき肉がお得感。
これに餃子と小ライスがあれば最高じゃろ!
ラーメン店の場所については▶こちらのリンクからご確認ください。
スポンサーリンク