DENGUE OUTBREAK デング勃発
OUTBREAKは突発的に予期せぬ出来事が起こるようなときによく使われる名詞でフィリピンの新聞で割とお馴染み。
2016年は私にとって記念すべき年となった。
身をもって体験した壮絶なデング熱闘病生活。
人生観がまた一つ変わった瞬間。
10日間で人から受けた恩や何の変哲もない日常の生活へのありがたみ。
ただ椅子に座って眺める景色。
必要以上に尻を振りながら闊歩するフィリピーナ達を風景の一部として眺めるだけでも有難味が身に染みる。
元菩薩ではなく再び菩薩となるか?
ところで、数日前の新聞。
どうしてもDENGUEという表題に目がとまってしまう。
2016年10月、セブ州は平常時の200%超えのデング熱発症を受けデング熱注意報を発表した。
しかし、今ごろデングアラートとか言われてもとっくに遅い気が。。。
フィリピン保健省によると今年に入ってセブ州では昨年比224%の増加となっている。
2015年 患者数2235名 パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡者10名
2016年 患者数5700名 パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡者55名
医療機関に行かない人も居るだろうし、個人的感覚だと医療機関から保健省へきちんと報告がされている気がしない。
この倍以上は軽くいると思って良さそうだ。
私が入院していたUCMEDのナースによればマンダウエ市が最もひどいと言っていたのが印象的だった。
ちなみに私もマンダウエ市在住。
フィリピン保健省ベースの統計によれば降順で次の通りとなっている。
まずセブ市 2037例 13人パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
セブ市以外のセブ州の内訳。
1 マンダウエ市 671例 13人パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
2 トレド市 549例 4人パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
3 バランバン 461例 2人パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
4 ラプラプ市 447例 8パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
5 カルカル 376例
6 リロアン 342例 4パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
7 タリサイ 322例 5パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
8 コンソラシオン 306例 3パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
9 ダナオ市 242例 3パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
10 サンフェルナンド238例 1パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
11 コルドバ 225例 5パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
12 ナガ市 205例 1パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
13 ミンナニラ 200例
14 メデジン 187例 4パタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡
しかし、トレドとバランバンは田舎で人口が少ないわりにデング熱率が高い。
やはり、デング熱患者の血を吸った蚊が次々と別の人を刺しまくりその地域密着型の症例となっている。
特にマンダウエのパタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡率の高さはデング出血熱を引き起こすウイルスが蔓延したのではないだろうか?
しかし、統計発表するだけでは意味がない。
デング熱の犠牲者が出ないように具体的なプロテクト術の提案が必要だ。
我が家でやっているモスキート対処法
1)まず掃除。缶や手桶やバケツ、ペットボトル等雨水がたまり易いものを撤去する。
2)そして朝6時と夕方4時に家の周りにモスキートキラーを噴射する。
3)外出時には手足を中心に虫よけを塗る。
特に3番目は習慣化させるのが効果的だ。
ちなみに今使っているのはHuman 💛Natureのオフローション。
忘れず継続的に塗るにはわざわざ少しオシャレで高品質のほうが良いのだ。
ASフォーチュナ店、人気のオイルタイプは売り切れだった。。。
特にお子さんやお年寄りには手足を中心に毎日塗布することをお勧めしたい。
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