うちから最も近い商業施設パークモール。
飼い主も犬も素敵だ。。。
昔はパークモールといえば廃墟一直線かと思うほどガラガラで微妙な存在だったが、今は駐車場の空きスペースを探すのに苦労するほど集客に大成功している。
その理由の一つが犬。
ここはモールにしては珍しく犬持ち込み可!
フィリピンで犬を飼える人はかなり裕福で、すなわち購買力のある太い客と言えるだろう。
気の利いた動物園のないセブではペットショップは子供に動物を見せれる大変便利な場所だ。
オパオ。。。自分の髪をトリミングしまったのだろうか?
しかし、フィリピンは修羅の国。
この平和でエレガントな世界は幻想に過ぎない。
今年の新年はバコロドに滞在し、たまたま選んだ四つ星ホテルの目の前がレッチョンバブイ村だった。
カワイイちゃんを連れてホテル近くのガイサノへ出かけた帰り、レッチョンバブイ村の付近からブタの必パタイ(人間の最後に訪れる儀式)な悲鳴がこだましていた。
トラックからブタを引きずり出す野性的ピノイ2名。
ブタは必パタイ(人間の最後に訪れる儀式)で抵抗し、なかなか出てこない様子。
ていうか突然、
あんた誰ね? 物凄いカメラ目線!
見すぎやろ?
最後まで映る根性は凄い!
お騒がせしました。。。
前の男が耳を、後ろの男はシッポを握っている。
必パタイ(人間の最後に訪れる儀式)で抵抗するブタ。シッポ握っている男の顔がゴリラに見える。ウッホウッホ!
この残酷な現実の一方で、カワイイ豚の出るメルヘンチックなアニメが作れる人間って一体。。。
ブタの収容所の近くで狼狽えながら見守る熟女。
挙動不審だ!まさか、ブタを哀れに思い救う気じゃ!?
「あの~このブタ幾ら?」
食べる気だ。。。
日本に居た頃の自分だと、必パタイ(人間の最後に訪れる儀式)で抵抗するブタを見て可哀想だと思ったに違いない。
しかし、今は可哀想だというより、自分がブタじゃなくて良かったと思ってしまう。
剥き出しの残酷と向き合う毎日。
いつしか価値観さえ変わってしまうのだ。
聞いた事もないような声で叫び続けるブタを唖然として見るカワイイちゃん。
まだこの光景が何なのか理解できないだろう。
自分たちが生きるために殺す。
この必パタイ(人間の最後に訪れる儀式)な命を頂き、ブタの命を引き継ぐという気持ちが大切なのだといつか教えたい。
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