とうとうセブは真夏のシーズンに入った。
常夏の島なのに、今更真夏というのも変な話だが、セブの気温は3月から5月にかけて最も高くなる。
暑くなると更に変なのが増えてくる。
先日渋滞の中、ふと視線を感じた。
なぜか路上で着替えシーンを披露するバイヨット。
こっちに向かって怪しい光線を送ってくる。
年のころはそうさのぉ、32歳くらいか。。。
志村けんのバカ殿とカトちゃんのチョットだけよを足して2で割った感じにキモい。
※バイヨットとはセブの現地語でオカマを意味する。バイヨットの語源はバイセクシャルとイヨット(SEX)を文字って作られた造語だ。 モトボサツ辞典より
地元の人は誰も全く気にしない。日常のごくありふれた一幕なのだろう。。。
わざわざ写真撮ったりビデオ撮影するのは、私と留学生位だ。
オカマは染色体XYなのになぜかXXになりたい男。
本物の女性以上に女性らしさを意識するのでしつこくてキモい。
彼等、いや彼女等の特徴は、上半身を揺らさないように固定的に歩く。
おそらく、男性と女性の動きの大きな違いがそこにあるのだろう。
ところで、初めてセブへやってきた日本人を夜の盛り場へ案内すると、高い確率でバイヨットに行こうとする。
「モトボサツさん、俺あの女タイプです♡」
「絶対あれ男です」
「まじっすか?」
こんな会話をいままで何度したことか。。。
フィリピーナの平均身長は151センチと低く、それに比べバイヨットは165センチ位あるので、遠くから見ると目立つ。
化粧映えがするというか、メイクすると派手な顔になるので、薄い顔に見慣れた日本人男性にとって気になる存在になりやすいということだろう。
私は若いころ全然オカマうけしなかったのだが、40を過ぎた頃からオカマにモテるようになってしまった。
私の調査によると、オカマはワンダーフォーゲル部のような登山系の男が好きだ。
ヒゲが濃い目でチェックのシャツを着てもっさりしている感じとでもいえばわかりやすいかもしれない。
2年間のジャングル生活でひょっとして山臭さがプラグインされたのだろうか?
うざいほどオカマだらけのフィリピンだが、聞くところによるとオカマ数は世界4位らしい。
順位 | 国名 | 割合 |
1位 | タイ | 77.1 |
2位 | ノルウェー | 67.0 |
3位 | 南アフリカ | 39.1 |
4位 | フィリピン | 37.6 |
〜 | ||
7位 | ブラジル | 16.0 |
〜 | ||
25位 | アメリカ | 12.0 |
26位 | ナイジェリア | 11.3 |
〜 | ||
39位 | 日本 | 3.7 |
世界51ヶ国5,500人以上の番組アンケート(2011/9/20集計)参照サイト
タイは性転換の国としても有名だが、ノルウェが2位に来ているとは意外だ。
しかも性転換手術に保険が使えるらしい!
さすが福祉大国北欧だ。
ここ数年、セブのオカマの傾向が変わってきている。
以前はうざいほどフレンドリーでコメディアンみたいなエンターテイナーぶりを存分に発揮していたが、さいきんはツンデレ系で、笑顔をけして見せず「私安くないのよ」みたいなお高い態度に出てくるのが増えた。
セブは渋滞もふくめ益々世知辛くサバイバル度がましてゆく。
さて、今日は土曜日。
子供と公園で遊びながら心のバッテリーでも充電するかな。
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