私の転機は35歳。
失った物の中で最も分かり易いのが体脂肪。
食欲不振で2カ月ほど固形物をほぼ食べなかったら、脂肪と筋肉が一変に落ちて、特に尻の萎み方は顕著だった。
まるで入院中の年寄りのようにボリュームゼロの寂しい皺皺尻になった。
痩せると運動したくなる。
早朝ジョギングで汗を激しくかきまくり、脱水症状な感じで仕事をする快感は一度味わったら止められない。
「50歳になってもやっとるかな?」
当時30代だった私は近い将来の自分を恐る恐る想像してみたりした。
40代になり場所は変わっても続けられたのは、他人からやれと言われたことは反発するが、自分でやると決めたことは執念深くやり続ける性格のせいだろう。
ここ数年、汗のかき方にこだわるようになった。
黙って放置しても汗はかくが、座禅をすると2倍、いや3倍の汗が出てくる。
その理由はなんだろう?
座禅をしながら感じたことだが、息を吐く瞬間に発汗が促進されるような気がした。
昨年、478呼吸法というメソッドを発見した。
9月にデング熱にかかった時に呼吸困難でパニックになったのだが、症状は過呼吸のような感じで吸っても吸っても体に酸素が入って行かないような感じだった。
パニック症候群の人が応急処置でやる”息を数秒止めて吐きだす”やり方が最も私の呼吸パニックの症状を緩和してくれた。
それから、色々と調べるうちに478呼吸法というメソッドにたどり着いた。
これは、不眠症の解消法としてアメリカの学者が発表したやり方なのだが、欧米に伝わる座禅の呼吸法に似ている。
日本の座禅は単に鼻から息を吸い、そのまま糸を吐き出すように細く長く吐ききるやり方が一般的だが、ヨーロッパの座禅会では、息を一度丹田に溜めてその後一気に放出するやり方が多いようだ。
【478呼吸法のやり方】
4秒間鼻から吸う
7秒間息を止める
8秒間口から吐く
以上を1セットとし、4セット行う。
これを朝トレの後の座禅時に取り入れてみたが、通常の座禅よりさらに汗が噴きだしたので最近は478をやることにしている。
これはスマホ用のフリーアプリもいくつか出ており、個人的におすすめなのはこれ。
Paced Breathing
Inhale(吸う)、Hold(止める)、Exhale(吐く)
それぞれ任意で設置できる。
478と言っても肺活量によって8ではなく10の方が心地良い人もいるかもしれない。
自分の効果的なタイミングをカスタマイズできる。
アプリを使った方が絶対良い。
なぜなら自分で数えなくて良いので100%呼吸だけに集中できるからだ。
特に吐き出す時に意識を集中することがポイントだ。
ぜひ朝の散歩またはジョギングの後にお試しいただきたい!!
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