バナナ食ってるティタ(おばちゃん)。
これ以上バナナの似合うティタは滅多に出ないと悟り、許される限り近づき遠慮なく激写した。
先日猿の惑星グレートウォーを映画館で観たばかりなので、初めて会った気がしなかった。
日本ではまだ上映されていないようなので、ネタバレにならない程度に語りたい。
英語の喋れる猿と喋れない猿が居る。
喋れる猿がリーダーとなった。
これ、語学留学のコマーシャルに使ったらどうか?
2017年版の猿の惑星のポイントは二つ。
■人間は人間を裏切るが猿は猿を裏切らない。
■ボスとしての在り方を見せられた。
猿に懐いた口のきけない少女。
10年前私がフィリピンへ初めて来たときに、ジャングルの民に懐き始めた時とかぶる。
言葉が話せなくとも心は通じると痛感した。
ストーリーは歴代の猿の惑星通り近未来の話なのだが、相変わらず人間同士戦争をしている。
最後は人間は双方とも全滅するのだが、猿だけが生き残るという単純なストーリー。
家族を大事にするボス猿は群れ全体をも大切にできる。
これはフィリピンを支配するチノイのやり方に通じるものを感じる。
ボスは捉えられ、酷い拷問を受け、それでも生き残った。
そのボロボロになりながら与えられた天命をすべて使い切ってゼロになってパタイ(人間の最後に訪れる儀式)んでいく。
この展開はゴッドファーザーという映画とかなりかぶる。
私はフィリピンという変な国に来て唯一思っているのが、この人生の消耗率だ。
きっとあの時私の人生が平穏だったなら、フィリピンなんぞ行く必要もなかった。
日本という治安、社会保障ともに世界でもトップレベルの過保護な国で、老後を快適に暮らす資金をためることだけを趣味に生活していただろう。
健康に気をつけつつ、人間としての減価簿価を出来るだけ減らさないように79歳を超えたあたりで平均寿命を超えたことを喜びながらパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬ。
絶対こうなっていたに違いない。
ボス猿がやり尽くした顔をしてパタイ(人間の最後に訪れる儀式)んで行った姿をみて、自分の人生をもっともっと使い切ろうと反省した次第。
ボスの座を引き継いだ猿は言葉を話せない猿から話せる猿へと進化していた。
歴史は繰り返す。
結局、猿の未来も猿どおし闘って滅びるという運命が待っているのだろう。
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