孫正義「断言します! 日本がモノ作り産業で競争力を取り戻せる日は二度と来ない」
悲報ながらこれは本当だと思う。
先日6年使った電子レンジがついに壊れた。
厳密に言えば受け皿を回す部分が劣化し底が回転しなくなったレベルなので修理すれば使える可能性が高い。
しかし、フィリピンで修理に出すと他の部分が壊れて戻って来るので極力スクラップとして捨てたほうが結果的に良いだろう。
フィリピンで買った家電が6年もつなんて上出来過ぎるじゃないか!
ここで売られている家電はたとえ日本のメーカーの物でも1年も持てば上出来な怪しい中国製が多い。
壊れた電子レンジはスクラップとして日ごろお世話になっている電気屋のクヤジャニーにプレゼントしよう。
修理して自分で使うなり売るなりすれば良い。
そして新しい電子レンジを買いにセブ市内のSMへと向かった。
入口付近に電子レンジが並ぶ。
値段も手ごろで売れ筋なのだろうか。
フィリピンの家電売り場にはもう日本製がどこにも見当たらない。
見たこともない中国製のメーカーか韓国のサムソンのみ。
物づくり日本がとっくに終焉を迎えているのは海外へ出ると分かる。
どうせ壊れるから安いので十分!
こうやって家電を短期消耗品と割り切るようになったのはフィリピンへ来てからだ。
フィリピンの家電だけでなく、人間も含めて世の中は消費ベクトルを進んでいるのだ。
2345ペソ。。。
真面目に値付けした感じが一切しない。
安いしゴロも良いので適当にコレに即決。
厳選に時間を費やす価値はない。
BUY4 TAKE1と書いてある。
4個買うとおまけに1個ついてくるというやり方だ。
そういえば電子レンジはクリスマスシーズンで会社のビンゴ大会の景品の定番だ。
ところで、このAMERICAN HOMEというメーカーだがスタッフや客はまんまとアメリカ製だと思っているに違いない。
ネットで検索しても日本のアメリカンホームダイレクト、またはアメリカの住宅メーカーしか出てこない。
American Home appliancesと入れるとようやくマニラのケソン市という情報は出てくるが、その詳細は全く明らかにしたくないようだ。
いまSMの家電売り場はAMERICAN HOME優勢で目立つ。
やはりアメリカという文字はフィリピン人の心を最大限にキャッチする。
日本よりもどこよりもAmericaのHomeで夢のような飽食生活をデップリと送るのがフィリピン人の夢なのだ。
Cebuがフィリピンだと思われないように、Americaという文字の力は絶大だ。
フィリピンで物を売るときには詐欺と言われてもAmericaと入れるのが良いのかもしれない。
セブには日本人経営のCebu American English という語学学校がある。
最初その名前を見た時、上手い事名前をつけるなぁと思ったが、良く考えると利用客はフィリピン人ではなくすべて日本人だというオチ。。。
さて、このAmerican Home製の2345ペソの電子レンジ。
どれだけモツのか見届けてみたい。
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