2018年に入り25000ペソの月収を境に大幅所得税減税で庶民の指示をさらに高めたドテルテ政権。
しかし一方庶民が買う消費材の値上げをメーカーに指示した話はあまり伝わっていない。。。
ガソリンも値上がりし、500ペソ分給油しても3日もすればたちまち無くなってしまう。
そんな中セブの会員制スーパーLanders(ランダーズ)がガソリン1リットルあたり10ペソの値引きを行った。
朝早くから長蛇の列。
うちのティムは待っている間にガソリンの残量がヤバくなり、一回外へ出て他のガソリンスタンドで100ペソ分だけ給油して再度並んだらしい。。。
リッター10ペソ値引きのために1時間待てるフィリピンってなんて平和な国なんだろう。
2015年の各家庭の平均収入はセブを含むビサヤ地区の場合239,000ペソで全国平均が267,000となっている。
賃金上がらず物価だけが独り歩きして上がっていく地獄絵。
①インフレ
②ペソ安株高
③企業業績アップ
④賃金上昇
⑤景気回復
という皮算用をしているのだろうが、実際はペソ安株安、企業業績悪化、賃金下降、景気悪化という最悪のシナリオも感じてしまう。
そして気が付けば国ごと中国化してマンダリンが公用語になっているのかもしれない。