私がフィリピンに11年住んでいると言うと「えぇぇ!」という大きなリアクションが返ってくる。
数年前「5年住んでます」と言っていた頃の相手の反応はたしか「お~」だった。
「えぇぇ!」と「お~」の違いは一体何だろうか?
相手の表情からすると「お~」には単純に凄いという驚きがあるのだが、「えぇぇ!」にはありえないとか、この変態野郎みたいな拒絶的要素が多分に含まれている気がする。
まあ、それは事実だから仕方がないとして、「11年前と今とではフィリピンもずいぶん変わったでしょう?」という質問が続くのだ。
・渋滞が超絶に酷くなった。
・語学学校の登場で若い日本人が増えた。
・中間層みたいなフィリピン人が増えた。
・デリバリーサービスが登場した。
イクイク詐欺が減った?
セブで家電を購入後に配達の依頼をしたり、修理のテクニシャンを手配した場合、訪問予定時間を数時間遅れてくるのは当たり前。
その際、遅れるという連絡はなく、結局来なかったということもざらにある。
フィリピン人はそれをいけしゃーしゃーと”フィリピンタイム”と呼んでいる。
改善する気はさらさら感じられない。
責任という概念の無いフィリピンだが、昨年から革命的サービスが登場し始めた。
昨年から宅配をお願いしてるサラダが食えるサービスDIET IN A BOX。
【大革命】セブで話題!サラダの宅配サービス”Diet In a Box”野菜がデリバリーされるなんてセブも変わったよね?
宅配の時間をオンラインで設定できるのだが、今のところ大幅な遅延もなく安定的に供給されている。
どうやらフィリピンも頼んだ物がちゃんと来る時代に突入したようだ。
最近スーパーで盛んに見かける黄色シャツの正体
これはシンガポールで始まったサービスで、提携レストランのフードやスーパーの食材を配達してくれるサービスだ。
Honestbee
https://www.honestbee.ph/en/
シンガポール、香港、台湾、日本、マレーシア、フィリピン、インドネシア、タイの8か国でサービス提供中。
SINGAPORE HONG KONG TAIWAN JAPAN MALAYSIA PHILIPPINES INDONESIA THAILAND
このサービスはTime is moneyな価値観の元に成り立つ商売で、果たして時間と人を無駄に浪費するフィリピンで果たして受け入れられるのだろうか?
しかし、そんな心配をよそにアヤラやBTCのスーパーで盛んに見かけるようになった。
時間が惜しいフィリピン人がセブにもいるということなのだ。
11年で最もフィリピンが変わったポイントといえば価値観の変化と言っても過言ではないだろう。
個人的には夜ギンギンに冷えた黄色い泡の出る液体を配達してくれるサービスがあると嬉しい。
なぜならあると思って冷蔵庫を開けるとなかった。でも気分はすでにセットアップされてしまってる。
今からコンビニやスーパーに黄色い泡の出る液体だけ買いに行くのは非常に億劫だ。
そんなことが1年に何度もある。
もしセクシー美女が黄色い泡の出る液体をお届けなんてサービスがあると絶対頼むよね?
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