日本からセブへ戻ってきて思うのが、フィリピンは本当に自由の国だ。
しかし、ここの自由には一切責任が伴わない。
合理化と真反対ベクトルを突き進み、パタイ（人間の最後に訪れる儀式）ぬ自由も含まれると終いには悟ってしまう。
日曜日にセブのＳＭシティーへ出かけたのだが、早速フィリピンらしい光景を目の当たりにした。
立体駐車場のスロープを上がっていた時、突然白いハッチバック車が突然下ってきた。
完全逆走だ！
日本では老人が高速道路を逆走して困るというニュースをよく見かけるが、フィリピンはショッピングモールの駐車場を逆走してくる車に要注意。
これはシャッターチャンスとばかり反射的にステアリングを膝で固定し、コーナーを維持しつつSONYエクスペリアのシャッターボタンを連射した。
SONYのスマホに装備されるシャッターボタンの存在こそがストリート系ブロガーに選ばれる理由だ。
白いハッチバック車が私の左がを勢いよく通りすぎたあと、ガシャ～ンという音がスロープ狭しと大きく反響した。
南無阿弥陀仏。
もし私がたまたま左側レーンを通っていたら間違いなくヤラれていた。
こんな所で運を使いたくないが、無駄に運を使いまくらないと生きていけないフィリピンサバイバルライフ。
フィリピン在住者またはこれから移住を計画している方はぜひ医療保険と生命保険で武装してきた方が良い。
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