セブにも一丁前にセブンイレブンがあるのだが、パッと見は日本のセブンイレブンとカラーリングも文字も同じ。
安心して店内に入ってみるとザフィリピン。
冷蔵庫の中には砂糖のたっぷり入ったドリンクしか置いておらず、糖尿の人はセブンイレブンで買うものがない。
日本のセブンイレブンでは主力となる弁当やサンドイッチ類だが、フィリピンのセブンイレブンはまさにパンドラの箱状態。
超シンプルなサンドイッチと箱入りのローカル飯が並び、日本人が安心して食べれそうなアイテムは一切ない。
しかし!
今年に入り誰の案か知らないが、なんとサラダを置くようになってきた。
ひょっとしてフィリピン人は野菜食べないって知らないのだろうか?
値段がまたアホみたいに高い。
セブンイレブンにサラダという発想&値段が79ペソというソッシャル カーヨ(オカニモチやね~)な値付けだ。
一体どんな人が買うのだろうか?
っていうか賞味期限1か月位過ぎているのではないかと入念にチェックした。
明日までダイジュブだと書いてあるのが、まったく安心材料にならないのがフィリピンらしい。
全然買いたくないのだが、ブログネタとして無理して買うことにした。
フィリピンらしくないシンプルなデザインだ。
あ、これ絶対イオンのトップバリューのデザインパクってるやろ?
Sweet sesame dressing(スイートセサミドレッシング)と書いてあるのが唯一の救いだ。
あまり期待しないままパッケージを開けドレッシングが出てきた。
ドレッシングというかマヨネーズだぁぁぁあ。
少し口に含んでみるとたしかにスイートセサミ風の味がするが、基本的に胸やけ必至。
サラダを食べるのにコレステロール過多にさせてどうするんだ!?
その大胆なズレがフィリピンらしくてなんだかホッとしている自分に気が付いた。
マカロニが少し沈殿していたのですくって食べてみたが、食感が無機質で消しゴムを食べているような感じだ。
売れてるのか?一体誰が買うのか?
そんな野暮な質問はしなかった。
聞かずとも答えは分かっている。
サラダは庶民層にとって葉っぱだ。
葉っぱなんか牛やヤギが食うもので人間様が食べる物ではないというのが大多数の価値観。
アヤラモールの新館にある富裕層専門の高級サラダ店はつぶれずに固定客を掴んている。
場所、客層、値段の三要素が噛み合わないとセールスは成り立たない。
フィリピン人がオカニモチになり健康や外見に気を付けるようになってサラダを食べ始めるのが先か、セブンイレブンがサラダ販売を止めるのが先か。
しばらく観察してみたいと思う。
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