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エモいって何?
「インターネットスラング」、「ネット用語」、「若者ことば」と幾つかの呼ばれ方をしている造語がインターネット上で飛び交っている。
最近知ったのは「エモい」という表現。
特にSNS等において10代の人の発言に多く見られるが、時々40代以降の人も使っている。
何となくだが「エモい」はきっと「キモい」もようにネガティブな意味で使われるものだと思っていたのだがある時暇に任せて検索してみた。
「エモい」というキーワード入力で出て来たトップの記事。
「この歌詞エモい」「文章がエモい」「なんかエモい風景」
「興奮した、みたいな感じ。たとえば○○くんの写真エモいとか」(19歳・学生)
「叙情的。一言で言い表すのが難しい何か。この曲・この歌詞エモい、この写真エモみが出てる、という風に使います」(20歳・学生)
「思い出の写真を見て、うわ~エモい! など、心に沁みる、懐かしい、切ない、ノスタルジックな感じ」(21歳・学生)
「感情が高ぶって、感情的になること」(21歳・学生)
「エモーショナル、感情に訴えかけてくるとき。感動したとき。この間、舞祭組(キスマイの後ろの4人)の主演ドラマがあって、その主題歌がまえあし(前の3人)だと教えてもらったときにエモいと言っちゃいました」(23歳・会社員)
「この音楽エモい、とか」(29歳・アルバイト)
「エモーショナル。言葉にできない儚さ」(21歳・アルバイト)
つまり「エモい」は「キモい」のようにネガティブな意味ではなく、逆に感動的でノスタルジックなシーンを象徴するポジティブな意味だったのだ。
シティーハンターの冴羽獠の言う「心が震えた時」にも使えるのだろうか?
50代以上の方を対象にアンケート
先日、ツイッター上で「エモい」の意味が分かる50代以上の調査を行ってみた。
50代以上の方へ質問させてください
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) August 4, 2020
結果として60%の人が知らないという回答を得た。
これはアンケート調査を行った場所がツイッター上というソーシャルメディアだったということもあるだろう。
私の元職場である某ゼネコンで調査すると知っている率は限りなくゼロに近かった気がする。。。
個人的ネットスラングの歴史
私のブロガー人生は2013年からスタートしたのだが、元々文字を読むのが極端に苦手なタイプなので他人の書いた文章やコメントを読むのを避けながら生きて来た。
それはまるで江戸時代のように一人鎖国状態でモトボサツブログという特殊な世界を外の世界に毒されず描き続けて来れた所以なのだが、同時に日本人ネット社会で広がる若者言葉にも触れる機会がなかった。
ある時、語学系の記事を執筆する依頼を受けた。
オンライン上でクライアントと打ち合わせをしたときに、主催者が「www」という文字を入力してきた。
入力ミス?
最初は意味が良く分からなかったが、何か冗談めいた事を言った最後に決まって附属してくる。
状況から推測するに「(笑)」に相当するようだ。
一応「w」の意味を調べてみると「わはは」を示す「w」ということが分かった。
実際に使ってみると漢字で書くより100倍楽だwww
懐かしの死語たち
しかし、こういった造語はすぐに風化し死語となる運命をたどる。
- アッシー君
- アベック
- ヤング
- ナウい
- あたり前田のクラッカー
- アッと驚く為五郎
- アウトオブ眼中
- アムラー
- うそぴょーん
- MK5
- おけまる
- おそよう
- オッケー牧場
- オバタリアン
- お呼びでない
- 鍵っ子
- ガビーン
- 激おこプンプン丸
- ゲッツ!
- コンサバ
- ザギン
- だっちゅーの
- 90年代にブレイクしたパイレーツの言葉。流行語大賞に選ばれている。
- 茶する
- チョベリグ・チョベリバ
- テヘペロ
- とりま
- パイセン
- ばいなら
- 花金
- バタンキュー
- マブダチ
- モチのロン
- 許してちょんまげ
- よっこいしょういち
- 余裕のよっちゃん
- ブイブイ
- ラブ注入
- ワイルドだろ~
「ブイブイ」や「ラブ注入」とか未だについつい使ってしまう表現もある。
まとめ
若者言葉は今に始まったことでなく、私が若者だった頃にも存在していた。
ある時、交通事故に遭うことを「事故る」と表現した際に母から大笑いされた。
「ジコる?ははは、あんた、面白いこと言うね」
当時の私はそれが若者言葉である意識はなく、笑われたこと自体がショックだった。
最近の若者は「事故る」という表現を使うのだろうか?
ネットスラングは雨後の竹の子のように生まれ旬が過ぎると途端に風化していく物なのでイチイチ追いかけていては切りがない。
若者といっても30代くらいの中途半端な若者とは仕事で関わりが出てくる。
私のようなコテコテのオッサン相手にも普通にネットスラングをぶち込んでくるのだが、それは若いと思われていると勘違いして喜ぶのも一興か。
ただ、私としてはネットスラングを書く相手をイチイチ考えてしまう。
ブログのコメントでシニア層の方へ「www」と書いてこの意味が分かるのだろうか?
時代の流れが速い昨今、「エモい」という表現も来年の今頃には既に死語入りしている可能性を感じて止まない。。。
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