安かろう悪かろうはフェア
海外でオカニを稼いで観光客として日本で使う。
これが私の考える最高の生き方だ。
数年に一度の一時帰国の際に痛感することは日本はサービスを受ける側にとっては最高の国。
値段に関係なく、対価以上のサービスが期待できる。
しかし、海外では値段に応じたサービスが提供されるのが普通で、フィリピンのように人件費もサービス料も安い国では底辺レベルのものしか提供されない。
安くても高いサービスを期待してしまう日本人にとってすべてが詐欺に思えてしまうのだ。
フィリピンが発展途上国と呼ばれる理由は二つの要素に分かれる。
一つは50年前の日本と同じ社会環境にとどまっていること。
もう一つは人口がアホみたいにどんどん伸びていること。
2014年7月27日にフィリピン人として1億人目の赤ちゃんが誕生したらしいが、すでに2億近くいる可能性を感じて止まない。
人口ランキング、現在190か国中12位。
しかし、人口統計に関してはかなり怪しい。
この国がちゃんと数えているとは思えないので、ひょっとしたら2億人目の赤ちゃん誕生というほうが正解かもしれない。
やたらと人だけが多い国だが、仕事で適材として使える人は限られている。
13人目のベビーシッターが失踪したという記事を書いたら、セブに長く住む方から早速指摘を受けた。
「13人目なんてまだまだ序の口。最後はあきらめるところまで行って一人前だよ」
実際、うちのティムは限界に達して雇うのをあきらめた。
住み込みのベビーシッターと託児所を率直に比較してみたい。
住込みヤヤ vs 託児所
住込みのメイドがいるなんて日本だと住友不〇産の故安藤会長宅か那須のお大尽くらいなものだ。
フィリピンでは憧れのメイド&運転手を雇い、オカニモチごっこができるという触れ込みで移住を誘うケースが多い。
ここで、絶対触れられないのが、安かろう悪かろう。
そんなもん雇ったら最後、経費ではなく負債となるのは必至。
【住込みヤヤのメリット】
・毎日の送り迎えが不要
・家事全般を助けてもらえる(かもしれない)
・ほかの子供から変なもの(シラミ等)を貰わない
【託児所のメリット】
・虐待の可能性が少ない
・誘拐されない
・財布から抜かれない
・必要な時だけ利用できる
・遊びの中から学べる
・ベビーシッターを下手に教育しなくてよい
・給料の前借り要求がない
・光熱費や食費がいらない
・ある日突然消えない
まとめ
思いつくだけ書いてみたが、圧倒的に託児所のほうがメリットが多い事がわかる。
フィリピンはドライバーやハウスキーパーを雇うというのが一種のステイタスであり、見栄っ張りな国民にとってそういう意味で需要が高い。
しかし、自力で経済力を上げていく中間層が増えており、日本と同じ核家族化が急速に進んでいる。
今では自家用車のある家でドライバーをわざわざ雇っている家のほうが珍しい。
さて、自立フィリピン人の台頭と、託児所のニーズのマッチ。
これからこのサービスがどんどん増えてくるだろう。
利用者側として、ぜひ競争し脱フィリピンクオリティーの方向へ行ってほしいものだ。
もしよかったらブログランキング応援ぜひ一回だけゴリっとお願いします!!
↓↓↓↓↓
にほんブログ村