フィリピンのガソリンは1457円/Lに相当する
フィリピンの物価は日本の1/3とか言われているがぶっちゃけ真っ赤なウソ。
例えば人件費に依存するマッサージ等の価格は日本の1/10程度であるが、フィリピンクオリティーな安かろう悪かろうケースが多いので単純に価格だけで比較できないだろう。
ガソリンに関しては2016年1月から右肩上がりに上がり続け、2018年10月現在レギュラーガソリンは58.76ペソ/Lである。
東京都の平均が152円(69ペソ)であるのでガソリンの値段に関しては日本とフィリピンの差は極めて少ない。
しかし、フィリピンの大卒初任給が1万ペソ(2万2千円)で日本の大卒初任給平均が21万という現実から鑑みると、給料差が9.5倍なので1457円/Lに匹敵する価値だ。
フィリピン人にとってガソリンという液体は超高級品。
しかし、それでも見た目が大切なフィリピンでは浪費こそが正義とばかり、リッター4km位しか走らない頭の悪そうな愚鈍なアメ車をよく見かける。
それだけ大量の貧困層からグングン搾取している証拠だろう。
110ccスクーターの燃費
ところで私のNEWアミーゴとなったサイクロン号(ホンダの110ccスクーター)はカタログ値での燃費が60km/Lと出ているのだが実際はどうだろうか?
そもそもカタログ値とは時速30kmで渋滞のないフラットな道を淡々と走り続けるという条件での想定なので実測するのがちょっと怖い。
先日、日頃から気になっている燃費を調査してみた。
丁度ガソリンメーターが1目盛りを切って点滅した時にレギュラーガソリン2.5L分を給油した。
その時の走行距離は2864.3km。
それから約10日間走り回り、同じくガソリンメーターが点滅した頃に走行距離をチェックしてみた。
2961-2854=107km
消費したガソリン量は2.5Lなので、燃費は1Lあたり以下の結果となった。
42.8km/L
特に朝夕の災害級の渋滞の中、果てしないストップ&ゴーの繰り返しの末に出た結果なので、もし多少スムーズに走れる田舎だとカタログ数値に近くなるだろう。
車でセブの市街地を常乗する場合だとリッターあたり10km走れるかどうかだろうから、リッター42.8kmという数値はまさに衝撃的な差だ。
ガソリンが高騰し続ける現状に毎月かかるコストが気になるフィリピンライフ。
時間もコストも1/4以下
しかし、コスト削減よりも時間削減のほうが日本人にとっては恩恵が大きいのではないだろうか。
たとえばアヤラ付近からマンダウエ市のJセンターモールまで自動車で移動する場合、給料日直後の渋滞では、軽く1時間半かかることがある。
しかし、バイクだとどんなに混んでいても20分程度で到着できる。
バイクvs車で比較対決した場合、費用面ではバイクに比べ4.28倍かかり、時間面は4.5倍もかかる。
やたらバイクは危ない乗り物だといわれるが、アホが乗るからパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬのだ。
ギア付バイクVSスクーター
最初から断言するが、バイク買うなら絶対スクーター。
値段だけ見ればギヤ車のほうが安いのだが、スクーターのほうが圧倒的アドバンテージを感じる。
ここ1年ほどセブエリアでバイクを乗り回して気が付いたのは、ギア付きのバイクはモタモタする奴が多い。
特に1速から2速へギアチェンジする時にもたついている。
セブ市街地ではゼロから50kmの範囲での勝負となるため、オートマチックなスクーターは街の王者だ。
フィリピン人ライダーが単に下手クソと言えばそれまでなのだが、スクーターは買い物したスーパーの袋をフロアーに積載できるし、かなり使い勝手が良い。
微妙に大事な事だが、バックシートに乗せたグワパがマフラーで脚をやけどするリスクもない。
街乗り最速で安全で便利なスクーター。
私のサイクロン号は110ccだが、渋滞のひどいセブ市街地では150ccクラスのバイクよりもむしろ小回りがきいて利便性が高い。
ちなみに、バイクを新車で買っても登録が済むまで最低4か月乗れないので中古の上物バイクを買ったほうが時間的ロスがなく良いかもしれない。
新車と同時に中古のバイクを買って乗りながら登録完了を待って、後から中古バイクを売り飛ばすというやり方もありだ。
参考になれば幸いです。
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