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(その2)からの続き
奥さまはフィリピーナというフィリピン関連本を読んでいるが書評が止まらない。
今回もこの本からインスパイアされるままに我がエピソードと思いを語ったみたい。
前回までの話はこちらからご覧ください
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フィリピン嫁談義|奥様はフィリピーナvsモトボサツ(その1)
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フィリピン嫁談義|奥様はフィリピーナvsモトボサツ(その2)
その1からの続き 前回の記事 『奥さまはフィリピーナ』というフィリピン関連本を借りて読んでいるが書評が楽し ...
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>「貧困中の貧困」ともいえる環境から日本に出稼ぎに来ている女性は、決して多くない(111ページ)
これはフィリピンを表面的に知ってる人にとっては「えええ!?」となる場面なのだが、国民の8割が貧困(月収2万円未満)という中でもクラスが分かれる。
- 貧困A 屋根や水道のある家で生活し公立高校までは卒業する
- 貧困B スラムの中によるあるニワトリ小屋みたいな家で子供は小学校も行かずに働く
- 貧困C 野良犬のように道端に寝ている
ここで言う「貧困中の貧困」とは貧困Bの底辺または貧困Cであり、貧困Aクラス出身のジャパユキさんのことを「貧困中の貧困」ではないと表現していると思われる。
貧困Cになると10歳までに亡くなってしまう可能性も高く、たとえ15歳以上まで生きたとしても栄養失調の極みでいびつな体型をしている。
ブローカーに発掘され女の色気で売る路線にはとても乗れない。
しかし、実際は日本人からすると貧困Aでもエアコン、冷蔵庫、ホットシャワー無しというまるでオートキャンプ場のような貧困生活となる。
>学歴が高ければ収入の良い仕事に就ける(111ページ)
この本が出版されたのが平成16年(2004年)なのだが、当時の大卒の平均月収はおそらく3万円前後であったと思われる。
ちなみに2020年の現在でも大して変わっていない。
日本人の感覚からすると4年間も大学に通ってたった月収3万円ってどういうことだと思ってしまうが、高卒のフィリピン人が頑張って働いて月収7000ペソだとすると倍近くの収入となる。
フィリピンの世界の中ではかなりの格差と言えよう。
一方、私の初代フィリピーナGFである元カノTは正真正銘の元ジャパユキさんで、日本だと高校生1年生の時に年齢を偽りエンターテイナーとして来日しチップを含めると中途半端な大卒の10年分を一気に稼いだ。
就職先が新宿歌舞伎町というドル箱の外国人ショーパブだった。
日本へ行くことに猛反対していた母親に帰国時、札束をドンとプレゼントすると母親は涙を流して喜び、その瞬間から守銭奴となってしまったのだ。
ビザが切れフィリピンに帰国するたびに翌日には母親から「早く日本へ行け」と催促される始末。。。
>うちにはお金がないって何度も言ってるでしょう!(113ページ)
フィリピン人嫁を貰うリスクとはフィリピン人ファミリーからの金銭的SOS。
うちのティムの実家も父親が病気で入院した際、医療費を賄うために家を売りそこから急速に貧乏Bへとまっしぐら。
ザ・フィリピン人をストレートに生きる妹と弟はフィリピンあるあるな綱渡り生活をしており、貧乏人の子だくさんを象徴するような大家族を形成しつつある。
母親の微々たる年金にしがみつく妹と弟夫婦にティムがキレる。
終いにはティムが母親へこっそり送金しているのは知っているが、そこはもう見ないフリをしている。
著者の奥さんはパラサイト系フィリピン家族のオカニ(お金)の無心の防波堤になっている点でしっかりしているタイプだ。
一方、元カノTはエンターテイナーとしては天才だったが、フィリピンの家族のことを「カワイソーダカラ」と言い続け昼も夜も働き援助していた。
もし彼女が私の妻だったら短期で破綻していた気がする。
>「ワランペラ」はまんざら嘘ではない(114ページ)
これを書いたら最後だという内容だが、思い切って書いてしまおう。
あくまで超個人的な狭い統計だが、フィリピーナと結婚している日本人男性は元々年収が低い傾向にある。
それは私がその一人だからという理由もあるが、それだけではない。
あくまで九州の一部のコミュニティーのみの話だが、ホワイトカラー系の人が少なく、工事現場やトラックドライバー等といったガテン系の人が多い印象だ。
無職率も高く、つまりタンバイ気質(日本でいうとヒモ)の人が多い。
もちろん最初はオカニモチ(金持ち)のフリをするだろう。
しかし、イザ結婚してみると。。。
元カノTによって連れて行かれたフィリピン人コミュニティで旦那の話が出るのだが、フィリピーナの話を聞きながら狭い世界でも統計が取れたのだった。
最近は語学留学をきっかけにセブへ行き、先生と恋仲になって結婚するパターンが増えているの急速にパターンが変化しているが、本国のフィリピン人家族への援助は続くのだろう。
>サリサリストア建てたりもした(116ページ)
フィリピン人はビジネスという言葉が大好き。
しかし、ほぼほぼ赤字で直ぐに潰れてしまう。
ビジネスで儲けるのが目的ではなく、ビジネスしている自分になりたいだけなのだ。
元カノTは散々フィリピン家族に送金し、現地の家族がビジネスで自活できるようにしようと思っていたらしいが全滅。
まず、収益と利益の違いが分かっていない。
例えばバーベキューショップを開店させ、それなりの売り上げを得ても片っ端から使ってしまう。
私がジャングルでサリサリストアをしていた時に、元カノTの義理の妹が店番をしてくれていたのだが、妹は家族と頻繁に喧嘩をしていた。
その理由は家族が店の物を勝手にに飲み食いしようとするのだ。
家の物を食べて何が悪いと本気で思っている5歳児レベルの思考。
悪い言い方だが、算数を含めた知恵がほぼゼロなのだ。
フィリピン最大の課題は教育。
フィリピン経済とは一部の富裕層が無知な庶民に無駄遣いさせることで成り立っている。
>私ホステスの仕事好きだよ(120ページ)
フィリピン人は介護に向いているとか、全員水商売向きだというステレオタイプな意見をよく耳にするが、実際は日本人と同じで向き不向きはある。
元カノTは学力的に偏差値30未満だが、水商売のセンスというかエロ爺の転がし方は超天才!!
中小企業の社長をファンを増産する。
彼女の友達でJ子というセブ出身の美人がいた。
歳の頃はそうさのぉ25歳くらいか。
当時はデイサービスで介護補助の仕事をしていた。
私は当時外国人介護士の起用に興味があり、J子に質問してみた。
J子は微妙な顔をしつつこう言った。
「うーん、キツイダカラ好きじゃない」
フィリピン人は大家族生活に慣れており介護向きだというのは日本人が都合よく作った幻想なのだ。
その後、J子は元カノTの紹介で夜の店に転職したが、固定客は付かず本人も全く楽しくないという。
つまりフィリピン人女性が全員エンターテイナーに向いているわけでないということだ。
>本当はいくらなんだ(121ページ)
元カノTの働いてる店に中国人客がやってきた。
地元のライオンズクラブの接待として連れて来られたらしいが、ひと目で元カノTの事を気に入りお持ち帰りをしようとしたらしい。
店のママさんが「うちはそういう商売じゃないから小倉に行け」と言ったらしいが、しつこく食い下がる。
「いくらなら連れて帰れるんだ?」
夜の店で接待する女性は基本的に売春婦だと思ってしまうのは外国人あるある。
その中国人が変な人ではないのだ。
私はフィリピンに来て日本式のKTVが流行っている理由がさっぱり分からなかった。
なぜなら金さえ払えば入れ食いという酒池肉林の国でわざわざ日本式に時間をかけて口説いてこっそり付き合うなんて気の長い事が出来なくなっていた。
しかし、日本人とは独特のチラリズム的な距離感が大好きだと海外に出てから改めて知った次第。
>貞操観念が強いフィリピン人女性
あくまで私見だが、フィリピン人女性は貞操観念が低い。
それに男も女も性欲が半端ない。
もちろん厳格な家庭で育ったフィリピン人は結婚するまで女の操を守り通すのかもしれないが、15歳から子供をバンバン生み人口増加率は世界トップクラス。
貞操観念が強ければこんな結果にはなっていないだろう。
また、フィリピンはAVの視聴率が世界一で、性に関心のある国民だという裏付けもとれている。
現地へ上陸してから数年間は日替わり感覚で数えきれない程のフィリピン人女性と異種格闘技戦を交え、本当に良き人生経験をさせて頂いたが、結果論として言えるのは日本人女性の方が100倍エロいということだ。
こう言っては何だが、フィリピーナの方が顔もボディーも上だ。
それなのに、エッチのシーンで記憶に残るほどのフィリピーナは10名もいない。
フィリピーナはマグロ率が高く、終わったらコットン製のパンツを直ぐに履こうとうする。
日本人女性は日本人男性が喜ぶエロツボを知ってる。
演技であっても声の出し方にはかなりの工夫があり、さすが日本はAV最先端国を突っ走るだけの事はある。
>一流のホステスは新聞だけでも1日に五紙は読む(124ページ)
私がフィリピンの現地KTVにハマれ無かったのはトークの薄さ。
日本の場合、一流ホステスは色気のみならずトークで男の心をメロメロにする。
そのためにはその客が喜ぶための知識が必須でやはり新聞を毎日インプットしてネタ作りに余念がない。
つまり対等な目線で話を楽しむことが出来る。
しかし、フィリピンの場合、客が嬢のケアをしているケースが殆どだ。
もう少し言えば、子供の機嫌を取ってるオジサン達の構図とでも言おうか。。。
KTVにハマれない現地の日本人がオスとしての性欲を満たすだけならカラニ(特殊マッサージ)出会い系アプリで合理的に済ませるのが今時のやり方となっている。
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