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【暴露】フィリピンの新聞が絶対書かないパッキャオの試合時に犯罪率が下がる本当の理由

投稿日:2017年7月4日 更新日:

「2017年フィリピンで最も有名な人ってだれ?」

誰に聞いても絶対出てくる御三家といえばこの方達。

1位 パッキャオ(ボクサー)
2位 ドテルテ(大統領)
3位 ヘンリ シー(SMオーナー)

で、その後が次が続かない。。。

フィリピンの事を全然知らないと言われるフィリピン人でさえ絶対出てくるのは1位と2位の人物だ。

この人達の共通項はヒーローであること。

他力本願大国では絶対不可欠な存在だ。

サントニーニョも良いが、生きた偶像は大歓迎。

貧困層から拳一つでのし上がったヒーローは庶民に漠然とした根拠のない夢を与えてくれる。

ドテルテも”きっと彼がなんとなく自分の人生を丸ごと救ってくれる”と大ざっぱに信じられている。

ヒーローとはそんな存在だ。

7月3日の朝刊はローカル新聞の表紙は当然パッキャオ。

公共施設に設置されたテレビの前に集合する男達。

ヒーローは人々の心を一つにする貴重な存在。

各新聞社、ファイトに群がる人々をクローズアップする。

その理由はこれ。

試合中は平和なセブ
「Cebu City peaceful during fight」

セブ市に犯罪レポートは一切出なかった
「no reported incidents in the city」

パッキャオのゲーム時は犯罪率が下がると昔からやたらと言われているが、それは本当だろうか?

昔、私が学生の頃、刑法1の最初の時間に教授がこんな事を言ったのが今頃になって蘇る。

「あのね、悪い事しても見つからなかったら犯罪じゃないんですよ」

理屈でわかったつもりでも腹の底までなかなか落ちなかった。

犯罪とはあまりにも縁遠い平和な日本。

しかし、犯罪を犯罪と思わない無邪気で陽気なフィリピンでパッキャオの試合ごときで犯罪が減るとは思えない。

では、なぜパッキャオの試合の時に犯罪率が減るのか?

それは、捕まえる係のポリスもテレビに噛り付いているからだ。

パッキャオのゲームの最中、悪事を働いている奴が沢山いても捕まらなきゃ犯罪レポートの出ようもないだろう。。。

結局、この国のレポートや統計はいつも眉唾ものなのだ。

パッキャオ神話の真相。。。

実はこんなロジックだとわざわざ気にする人はいないだろうが、私は昔習った事をフィリピンで実証しながら生活している気がする。。。

人間の証明、飽きない国だ(笑
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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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