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食事の不味い国ワースト10入りするフィリピンを深堀りする

投稿日:2017年10月15日 更新日:

22歳シンママメイド「アイアイ」奮闘記

アイアイはいままで料理を作ったことがないらしい。

フィリピン人女性にありがちな生活力の無さ大爆発で、食事、家事、子供の扱いすべてにおいて苦手という手ごわいスキル。

なぜヤヤになったのかといえば、ヤヤが向いいるのではなく、他に出来る仕事が無かったというのが真相。

しかも、SMガールズよりも固定費がかからずほぼ貯蓄に回せる好待遇。

そのアドバンテージが全然わかっていない天然ボケマックスなアイアイだが、ティムが料理を教えている。

私はジャングルで2年生活していた経験もあり、食べ物を不味いと思うことは少ない方なのだが、アイアイの料理は戦慄が走るレベルでマズい!!

まだ私が作ったほうがマシだと思いながら生活している。

フィリピン料理はマズイっていう評判だが、実はフィリピン料理が悪いんじゃなく、アイアイみたいなフィリピン人が料理の評判を下げているだけなのではないかと思ったり。。。

今回はフィリピン料理がなぜマズいのかという件をほじくってみたい。

 

食事の不味い国ってどこ?

世界一周といえばブログ界ではレッドオーシャン極まる世界。

ブログで日銭を稼ぎながら旅を続けようとする人達が一斉に集まりしのぎを削るのだ。

世界一周経験者が発信する旅情報の中で定番なのが、食事が美味い不味い国ランキング。

間違ってもフィリピンが食事の美味い国ランキングでトップ10に入ることはないので、不味い国ランキングを探すとやっぱり記事が出てくる。

世界の食事・料理がまずい国ランキング

  1. イギリス
  2. アメリカ
  3. オーストラリア
  4. ロシア
  5. ドイツ
  6. モンゴル
  7. ノルウェー
  8. フィリピン
  9. 中国
  10. インド

海外では思わぬゲテモノに出会うこともしばしば。
しかし、世界一とも言われる日本食で肥えた舌を持つ日本人にとっては、海外のグルメが口に合わないこともあります。
まずい食事に絶望したり、その国の料理が好みではなかったり、ホームシックならぬグルメシックになったり……!

 

>そんなフィリピンのグルメと言って良いのかわかりませんが、食材として有名なものは……バナナくらいでしょうか?

ちょい悪ボサツ
バナナ、マンゴーはフィリピンを離れて初めてそのコスパの良さに気が付く一品で、まさにフィリピンを代表する食べ物といえます

>その原因は調味料文化が根付いていないこと!

ちょい悪ボサツ
いやいや、味の素はフィリピンでは立派な調味料で、ウマミという単語はかなり有名とです

>フィリピンでは他国の食文化を受け入れずに排除してきた歴史があります。

ちょい悪ボサツ
うーん、実はフィリピンは中国とスペインの影響が強く、特に食べ物はここ中国かよって思うほどチャイナ風

>他の国のオーナーがフィリピンで店を出しても、現地の料理人が自分の味付けにしてしまうこともあるそうです…

ちょい悪ボサツ
レシピを捨て自信をもって勝手に創作料理を始めるのは有名な話

 

特に評判の悪い料理

フィリピンの料理のイメージで以外なのは辛いものが極端に少ないということだ。

それを言うと意外だという顔をしながら驚かれるのだが、フィリピン人の風貌やファンキーな気質から激辛フードが郷土料理にあるイメージがするのだろう。

 

No.1 ジョリビーのパスタ

日本で美味いと言われるパスタの逆打ちを狙う味覚で、ねっとりと甘く、魚肉ソーセージのような謎のスライスが混入しており、麺は伊勢うどんの一歩手前ほどコシがなく、離乳食ぎみといえば分かりやすいだろう。

この味で育ったフィリピン人のスタンダードがこれになるので、フィリピンで日本人にとって美味いパスタ店をプロデュースするのは難易度が高い。

バナナケチャップを使っているから甘いと言われるが、そういう問題じゃないだろう?

プロのシェフが手を加えればバナナケチャップだって凄い武器になるはず。

 

No.2 シニガン

これは汚い話で申し訳ないが、まるで胃液を温めたような味だ。

フィリピンに住みはじめた最初のころはもう罰ゲームだと思って無理やり胃袋に流し込んでいたが、日本人の味覚の禁線に触れるようなそのヤヴァい味わいは多くの日本人が顔をしかめるレベル。

ごく稀にこれが何より美味いという変な日本人もいるが、おそらくDNAの中にフィリピンが入っているいるのだろう。

カワイイちゃん
わたしフィリピンハーフだけどシニガンむり

 

No.3 チャンプラード

これは料理の仕方にもよるのかもしれないが、私が生まれて初めて食べたチャンプラードが実にヤヴァかった。

ミロで炊いたおかゆという型破りなものを朝からすすめられ、どう根性出しても無理だと諦めた。

 

No.4 ドゴドゴ(豚の血)

これは少し特殊な料理なので、短期留学生とか旅行者は経験しない可能性があるが、とても美味いとは思えない食べものだ。

現地の人は豚の血をすすると元気が出るという精力剤のような気持ちで口にしている。

山奥の民家が作るのなら分かるが、ファインダイニングと呼ばれるエアコンの効いた立派なレストランでも普通に注文が出来る。

ただ料理法を気をつけないとコイツは食あたり率が高くなると言われている。

 

No.5 ココナツ風味のお菓子

これは好き好きかもしれないが、私はココナツフレーバーのフィリピン伝統のスイーツが大の苦手。

元レーシングドライバーということもあり、鈴鹿のシケインあがりで一瞬臭ってくる溶けたタイヤ臭を思い出してしまう。

フィリピンの伝統的な食べ物にはココナツが入っており私は大災害で飢饉にでもならない限り食べない。

きっと私以外の日本人もココナツ風味のフィリピン料理は苦手な人がいるのではないだろうか?

 

まとめ

日本人がフィリピンの食べ物の中で最高に美味いというのが「パンシット」と呼ばれるインスタント焼きそば。

私もこれが一番美味いと思いながら生活している。

こんなものが一位になるフィリピンの食文化って一体。。。

 

フィリピンという国は世界的にマイナーな国なので、そもそもこういったランキングの土俵にすら上がらないことが多いのだが、利害関係抜きに、フィリピンの料理ははっきり言って不味い!

仕事と遊びを入れると4度タイのバンコクへ行ったが、同じような露店で食べてもタイの飯は超絶に美味いと思う。

物価や環境も大して変わらない同じような東南アジアという環境でどうしてこんなに飯のレベルが違うのだろうか?

歴史や文化が浅いから?

既にフィリピンは古来より中華文化が浸透しており、食事やお菓子も中華系のものがベースになっている。

これは私見だが、アイアイの料理のように、ある時は海水のように塩辛かったりある時は京都よりも味が薄いというムラに原因を感じる。

焦げすぎているのでそれを注意すると次は生焼けの物が出てくる。

店で流れる音楽は話が出来ないほどボリュームが大きかったりするので、丁度良い加減という感覚が苦手な気がするのだ。

アヤラモールのルスタンス内にオープンした高級ブレッド&カフェのABACAへ行った時のこと。

どうも店を間違って入って来たような庶民風のフィリピーナが2名。

甘くないね。。。まるで砂糖入れ忘れてるみたい
「Dili tam-is. Murag kuwan ug kamay ba」ディリ タミス  ムラグ クワン オグ カマイ バ

口をへの字に曲げて明らかに不味いという顔をしていた。

日本人にとって美味いものはフィリピン人には物足りない。

逆にフィリピン人が美味いと思うケーキは日本人にとっては衝撃的に甘すぎだ。

つまり、フィリピン料理がマズいのはレシピよりも作る側に事情があるように思えてならない。

さてアイアイに進歩はあるのだろうか?

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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