セブの無常。
開店してまだ数カ月の真新しい看板を残して撤退する店は多い。
昨年10月、モトボサツ勝手にブログセブ島編で紹介した「侍うどん」。
▶ぜひこちらをご覧ください
久しぶりに行ってみたら。。。
セブでうどんが良いとか悪いとかいう問題ではない気がする。
開店したのがつい先日だったような感じだ。
密かに応援してただけに一抹の寂しさがこみあげて来た。
Emallは通称Estudyante mall(大学生モール)と呼ばれる位貧乏大学生であふれる。
時代に取り残された旧態以前としたマインドと120ペソ以上の物が売れない世界。
例えるなら核戦争後の地球を描いたブレードランナーな空気に包まれている。
もぬけの空ブースが並ぶ。
漂う廃墟感がマニヤには応えられないだろう。
家賃は幾ら?
「Pila man ang rental fee?」
「1日1000ペソ」
刹那的に生きるフィリピン人達の単位は1カ月では無く1日計算。
単純に30日で家賃は月に3万ペソ。
その辺のフィリピン人スタッフ2名を無駄に雇ったとして600ペソ。
一日の利益が1600ペソでブレークイーブン。
見切りをつけるか最後まで生き残ってみるか。
あなたならどうする♪
負けて撤退するか?
それとも戦略的に撤退するか?
セブの日本人通りASフォーチュナ。
ここには昨年あたりからコマーシャルスペースが立て続けに出来てる。
しかし1年も経たないうちに忽然と消える店も多い。
たとえばラーメン空。
ここは2016年新しく出来たロビンソンへ移った。
そしてその隣のGerry's grillも同じくロビンソンへ。
既に廃墟感が漂う新しい施設。
これは撤退というより戦略的移転という感じが強い。
余計なお世話だが、ラーメン空は単純にロビンソンに入っただけで確実に集客が伸びた感じだ。
Gerrey's grill は言わずもがな、さらに集客ブーストがかかった様子。
そして今日また忽然と消えた店があった。。。
ほんの数日前までここに客が確かに居た。
まさかこの店もロビンソンへ入るのか?
敗北的撤退か戦略的勇退。
時代のトレンドはこれからもっと早く更に顕著になってくるのだろう。
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