微妙なドラマ
先日のブログ記事でティムが松本潤に嵌っている事を書いたが、実はまだ嵌っているようだ。
ごくせんシーズン1ですっかりファンになり、その後彼の出演したドラマを片っ端から見漁っている。
今観てるのは2009年にオンエアーされた「スマイル」というドラマ。
私は既にフィリピンで生活していたので全くその存在すら知らない。
松本潤演ずる主人公は母親が日本人で父親がフィリピン人のジャピーノという設定。
どうせ混血の主人公が1mmのずれも許さないガラパゴス社会で偏見と差別の中に苦しむ設定じゃろ。。。
日本の芸能人やモデルにはハーフが多いが、親が西洋人の場合は特大アピールとなるがフィリピン人の場合は隠したがる。
9割以上母親がフィリピン人というケースだが、そこをあえて母親が日本人というレアケースにしたディレクターの意図を察する。
そして、暫くしてやっぱりティムからこんな事を言われた。
「日本人ってフィリピン人の事人種差別してるの?」
今更そんな基本的質問をされても。。。
っていうか大体そんな微妙なドラマやらんで欲しかとです
日本において東南アジアに対する偏見や差別はお約束。
特にフィリピンはその筆頭の部類だろう。
私も10年前までは色の浅黒い人種に接近すると戦慄が走ったものだった。
だからこそ修行の最終章としてフィリピンへの上陸を決意した。
私の場合少し極端だったかもしれないが、色の浅黒い人種=素行の悪い人達というステレオタイピングはある。
私がフィリピンに渡って何度か日本へ戻ったが、母や弟は興味を示すどころか私の焼けた肌をまるで汚い物でも見るような目で見ていたのは何年経っても忘れられない。
そんな感じで徐々に実家とは疎遠になってしまった。
「スマイル」というタイトル。
心で泣いて顔で笑うべきという日本的スパルタンな発想なのだろうか。
このドラマ内容があまりに不幸すぎるらしい。
ティムは直ぐに見るのを止めてしまい、今は別の松本潤ドラマへシフトしている。
イケメンなのに苦労という組み合わせは見たくない。
フィリピン人はこの可愛そうで辛い系が大嫌いな傾向がある。
アジアで大人気の「おしん」がたった3回で打ち切り。
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偏見や差別は人類普遍のものだろう。
大人の事情ってやつで単なる区別から差別へと進む。
世代が変わって来ているとはいえ、フィリピンという国のイメージがちょっとやそっとで良くなる要素はまだ見られない。
ピンチはチャンス
■時間に遅れる。
■仕事もプライベートもすぐドタキャンする。
■エアコンを付けっぱなして帰る。
■公共のマナーが悪い。
■約束を守らない。
■借りた金を変えさない。
もし時間を守り、ドタキャンせず、電気代を節約し、ドアや他人へ道を譲るなど他者への配慮があり、見積通りに仕上げるなど約束を守り、借金を踏み倒さない事が出来たら、すぐトップに踊り出るだろう。
これはいつもサンライフのミーティングでボスがエージェントを集めて言っていることだ。
私が言うとヒンシュクを買うだろうが、フィリピン人のボスが言えばそれで良い。
フィリピン人というネガティブ偏見をネガティブにさせたまま過ごすか、それともフィリピン人なのにあの人凄いよねと言わせるか。
ピンチはチャンスだ。
そんな話をしようとしたが、喧嘩になりそうなので止めた。。。
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