先日突然パソコン等で使っているイヤフォンが壊れた。
フィリピンで買った品物は直ぐ壊れるが、特にイヤフォンはこれまで何本買い直したか覚えていない程だ。
どうせ使い捨てだと思って今までCDR-KINGの100ペソのを買っていたが、今回は少し頑張って別の店に行ってみることにした。
なぜか入ったのはオカマちゃんだらけの店。
唯一の女性スタッフが近づいてきた。
歳の頃は21歳か。
気の利いたアドバイスとかする訳でもなく呪縛霊のようにピッタリ張り付いて離れない。
フィリピン人ってダメな事ばかりやる気がするのは私だけだろうか?
ちょっと独りにしてくれ
Ako lang
アコ ラン
呪縛霊はいつのまにかフェードアウトした。
次に来たのがオカマちゃん1号。
1.5m位ある長めのイヤフォンが欲しいと言ったらそのまま居なくなった。。。
幽霊よりちとマシな感じがしたが、所詮同じ穴のムジナ?
1号が敗退すると直ぐにオカマちゃん2号がやってきた。
これは剣道の試合か?
私はもう難しい質問をするのをやめた。
適当に500ペソ位のものをチョイス。
オカマちゃん2号は必要以上にフレンドリーに微笑みかけてくる。
不気味だ。。。
彼は嬉しそうに箱を開けて音声テストを始めた。
Sir!
私はオカマちゃん2号に促されるままイヤフォンを耳に突っ込み音を確認した。
Sige!
セゲ
私は必要最最小限の返事をした。
オカマちゃん2号はレジに私を誘導しつつ振り返った。
「セール、あなたCNUの先生でしょ?」
「え?なんで知っとると?」
「去年生徒でしたから」
「えええ!?」
全く思い出せない。。。
またMRI撮りに無駄なチョンワホスピタルに行くべきだろうか?
「あのさ、何曜日のクラスだった?」
「金曜日です」
「あッ!お前」
そうだ。
ピノイスカラーシップという特別枠の問題児の多いクラスだ。
そういえば居た!
期末テストの時カンニングしようとして私に怒られた奴だ。
クラスではちょっと小憎たらしかったが、卒業すれば等しくかわいい?元教え子。
フッ、あんな嬉しそうにされるとまんざらでもねぇな。
今度差し入れでも持っていくかな。
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