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3年以上住むとフィリピン生活が楽しめない?【告白シリーズ モトボサツ事情】

投稿日:2016年7月20日 更新日:

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あくまで私の調査によると、

8割の日本人はフィリピン生活3年超えた頃からフィリピン生活を単純に楽しめなくなってしまう。

理由はこれ。

 

”違いを受け入れる事が破綻してしまう"

 

私がフィリピンに10年近く住んでいると言うと決まってこう聞かれる。

「Do you like Philippine?」

一瞬返事に詰まってしまう自分が居る。

 

【告白シリーズ モトボサツ事情】

最初は単純に異文化を受け入れることが異種格闘技的にスリリングで楽しかった。

相手の流儀に従える事が強者の証?

しかし、どんなに強がってみても具体的不利益を被る度に徐々に何とも言えないストレスが溜まって行った。

山を降りて働き出すと一気にその傾向に爆車がかかった。

特にお客さんが日本人の場合はナーバスになる。

ドタキャン、遅刻、債務不履行、嘘まみれの報告は致命的だ。

「ここフィリピンですから」

絶対通用しない。

そうなると楽しめていたはずの違いが障壁になってきた。

終いには

「フィリピン人って◇×@〇%×。。。だから全然ダメ」

というテンプレート的セリフを吐いて心のバランスを取ろうとする。

しかし、そこまで行ってしまうと”違いを楽しむ”という原点が見えなくなってしまうのだ。

 

今日のミーティングの相手。

若干24歳だが堂々と人生にとって大切な事に気付いていた。

自分がフィリピンで10年かけて無駄に遠回りしながらすっかり見失ってしまった物。

それは

”違いを受け入れ楽しむ事”

ここを意識できるかどうかに人生はかかっている。

よく耳にする子供の虐待。

言う事を聞かない子供は正に異物。

違いを楽しむという概念を無くせば自分を苦しめる憎い存在と化す。

今どきの若いモンは。。。という年寄りのお決まりのセリフ。

若者という異物をを受け入れたくない弱音だろう。

逆に若い人達も年寄が嫌い。

彼はちゃんとモトボサツという違いを受け入れてくれたので私も彼から素直に教わることが出来た。

本当に全てを捨てて片道切符でセブへ上陸した時は他の惑星へ不時着した宇宙船のクルーと同じ覚悟だった。

日本での学歴、経歴、お金と時間をかけて会得した日本でしか通じないスキル。

フィリピンに渡ると覚悟した瞬間、全部捨ててやろうと思った。

人間は所詮動物。

雄として強ければ異文化でも生きて行けると思った遅咲きの人生。

人生の幅を狭める物の正体。

差別、劣等感、優越感。

もう一度原点に戻ろうかな。

率直にそう思った。

 

しかし、それはそうと日本人として不手際があった際、

「ここフィリピンですから(^^)」

と笑顔で答えることが出来るか微妙なまま。。。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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