ここ数年、すっかり語学留学のメッカとなったセブ。
各学校、月曜日の朝からオリエンテーションが行われ、学校の規則や授業の受け方の他に生活注意事項を伝えることになっている。
勝手の違う海外ではとにかく安全で楽しく過ごすことが最も大切だ。
1)スリや置き引き
2)ホールドアップ
3)ボッタくりタクシー
4)銀行ATMでのスキミング
5)ローカルフード等による食中毒
6)ハニートラップ
7)睡眠薬強盗やギャンブル詐欺
8)道路の横断
9)狂犬病
10)マラリアやデング熱
以上の代表的10項目のうちフィリピンで最も気を付けなくてはいけないのはハニートラップでもホールドアップでもスリでもない。
それはズバリ10番目。
特にマラリアは最も致パタイ(人間の最後に訪れる儀式)率が高く毎年600,000人の人がパタイ(人間の最後に訪れる儀式)亡している。
フィリピンではマラリアの蚊は現在パラワン島のみとされているが地球の温暖化にともないその被害地域は年々拡大しているとの見方が強い。
デング熱はポピュラーで、デングウイルスが血中をめぐり頭痛高熱を中心に様々な体調不良をもたらす。
地元ではデングではなくデンゲフィーバーと呼ばれ毎年多くの人が尊い命を落としている。
私の住んでいるビレッジでも最近60代のお年寄りがデングで亡くなった。
私は3度もかかったが、一般的に2度目は重度になるとのこと。
最初ただの風邪だと思い早朝ジョギングで汗かいてスッキリさせようと思った。
1週間ほどそれを続けたがなかなか治らないので病院でチェックしたらデングであることが明らかになった。
ほぼ治ってしまっていたので入院とかさせて貰えなかった。
そろそろ「デングは走って治せ」という本が書けそうな気がする。
やはりフィリピン上陸前に無駄に体を鍛えたのは御仏のお導きだと感謝している。
もし体が弱かったら今頃私は間違いなくフィリピンという変な国で無縁仏になっていることだろう。
先日フィリピンでデング熱にかかった女性が日本帰国後に亡くなってしまったニュースが記憶に新しい。
デング出血熱。
デング感染時に胃潰瘍やポリープ等の内臓疾患があるとそこから出血しパタイ(人間の最後に訪れる儀式)へ至ってしまうのだ。
地球の温暖化はこれまでの生態系を破壊する。
日本もそろそろデング熱列島になりつつあるようだ。
日比谷公園でのデング騒ぎの際、お問合せ沢山ありがとうございました(汗
セブの場合デング熱は平均1週間から2週間ほど入院して経過観察となる。
ただベッドに転がされ点滴打つだけだが日本人価格だと8~10万ペソ程度の請求となる。(2016年8月のレートだと1ペソ2.2円)
とことん外国人から容赦なく吸い上げる体質はあっぱれだ。
ちなみに体調不良で病院行くとこんな展開が待っている。
ドクター「あなたデング熱かかってるから直ぐ入院」
受付「今この場で4万ペソ敷金払ってください」
患者「今現金の持ち合わせないです」
受付「I don't care」
おカネない人ほど保険に入ろう!
※2016年5月にPacific Crossに社名変更。保険内容は基本的に変わっていません。料金が若干値上がりしています。
こちらも合わせてご覧ください
▶世界で最も人間を殺している生物ランキング
Sponsored Link