前回の記事ではフィリピン人の日本留学動向について触れたが、実はその日の午後、スピーカーとして何か話をしてほしいという依頼を受けてしまった。。。
完全ボランティアオファー。
「スンマセンその日は忙しいので」とテンプレート的にお断りするのがセオリーなのかもしれないが、私の場合ついついそこを修行と受け止めてしまう変な癖がある。
今回もまるで売られた喧嘩を買うかの如く反射的に「sige」と言ってしまった。。。
まあ、思えば超安月給で3年間もエアコンの無いサウナのような部屋で20歳前後の盛りのついたワイルド大学生達を相手にプチ老体に鞭打って授業を行って来た。
そこでの収穫といえばすぐ人前で臆面もなくスピーチをする度胸だけかもしれない。
今回主催者から与えられた御題はこれ。
「外国語を習得する上で大切なこと」
かなり抽象的なタイトルだが、いつもそればかり考えながら生活している事だったりする。
外国語の習得で最も大切な事。
結論から言うとズバリこれに尽きるだろう。
観察力
”まなぶ”は”まねぶ”から来ている。
古来より技の習得はひとえに師匠や先輩の技を盗んで真似る意外に道はない。
もし外国語が技であるならば同じ道をたどるのが良い。
ところで、歌が上手い人は基本的に外国語の習得が速い。
経験的に確信を得たことの裏付け。
私が注目する芸人”友近”。
彼女のパフォーマンスが全てを説明してくれる。
英語をはじめとする外国語の習得はひとえに模写。
理解するのではなく見たまま丸飲みするのが肝要。
これの代表選手としてタモリのインチキ外国語は秀逸だ。
これも超弩級の観察力がなせる業だろう。
外国語の習得に
不可欠なもの
それは
鋭い観察眼
語学の才能のある人は
歌や物まねが上手い!
それは全て鋭い
”観察力”
に依存するものだと
確信を得た
もし英語や外国語の
習得を志すならば
オリジナルの
ネイティブスピーカーの
声
表情
ジェスチャーを含む挙動を
きちんと観察出来ているか
振り返ってみることが肝要である