風邪で咳も出る中、今朝は久々の4時起きだった。
なぜ4時起きかというとサンライフの早朝イベントの準備のため現地に5時に到着しなければならなかった。
ティムが催し物の担当になった自動的に私もセットメニュー。。。
4時起きだと必然的にジョギングは休み。
それでも昔だったら3時とかに起きて無理やり消化していた気がする。
歳を重ねると己の掟もユルユルになってしまうようだ。
場所はパーティー会場としておなじみのグランドコンベンション。
4時50分に現場へ到着。
【イベントの流れ】
6時半~ZUMBA
7時半~朝食
8時半~ドクターによるヘルスプレゼン
9時半~商品紹介
フィリピンではかなりコモンスタイル。
見込客をブッフェ等でもてなし、最後は商品説明をする。
最初に早朝ZUMBAを入れるのはフィリピン人気質にバッチリはまるだろう。
受付テーブルの準備。
関係性はよくわからないが、一生懸命やる人と椅子に座って携帯弄っている人に分かれる。
文化の違い。
【INDIVIDUALISM VS COLLECTIVISM】
フィリピン社会個人的に責められることがほぼ無い。
もし教育的指導を受けたところで得意の言い訳を饒舌に連射れば良いのだ。
日本社会だと100%こうだろう。
「オイお前ら!皆働いているのに何サボっているんだ!?」
この”皆”働いているという点が文化フリクションを起きるポイントだろう。
そのうち受付も終わり、ZUMBAタイムが始まった。
100名強の体脂肪の塊が一気に気化熱を放出。
私はその灼熱地獄の中で大量の汗をかいてしまった。
実はZUMBAの都フィリピンに住みながら初参加。
何も考えずに踊る阿呆を決め込むだけだ。
肥えた熟女の尻を目の前に控え1時間ほどのエクササシズもいとおかし。
ふと、ひと昔前に流行ったビリーズブートジャンプを思い出した。
そういや知り合いの子豚系フィリピーナが1か月早朝ズンバに通い別人のように痩せた。
ランニングのように孤独な己との闘いじゃないし、続けやすいだろう。
さて、朝食の時間。
一応サラダがあるのだが、15人中14人は素通り。。。
「こんなもんヤギのエサよね(笑」 ←たぶん
目指すはライスとオイリーフード!
チノイ主催のブッフェには中華粥がお約束。
個人的に朝から粥は大好きなのでありがたく頂いた。
満腹中枢が納得した頃、わざわざマカティーメディカルからやってきた濃い顔のドクターが壇上へ立った。
なぜかプロジェクターの光が乱反射し見ずらい。
表題はフィリピンお約束のアレ。
・DIABETES AND CANCER(糖尿と癌)
この国の代名詞みたいになっている糖尿病。
食生活を改善するだけ。
しかし、食文化レベルまで刷り込まれたライスと肉と砂糖水の刺激はドクターが事務的に流したところでサル馬の耳に念仏だろう。
誰も真摯に受け止める者は無し。
Tipical Filipino Breakfastをさっき食ったばかりの人達を前にダメ言っても。。。
太った子供は富の証。
パスタ等の食べ物のコマーシャルには必須の存在。
急に太った子供を出しにライスお代わりするなって言われても肚の底に落ちない。
それから癌の話へ移った。
フィリピンで最も不安なものは医療。
先日デング熱で10日入院しひどい目に会った時も医療的不信感に苛まれながら苦しんだ。
スライドを観ながら虚しさがこみ上げる。
まずフィリピンで的確に癌を発見できる可能性は薄い。
いや癌じゃないのに癌だと言って切り刻まれる可能性もある。
わざわざマニラから来たドクターの話を聞きながら、やはり年に1回は日本で信頼のおける健康診断を受けるサイクルを作らないといけないと思った次第。
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