私は子供の時から体が弱く、祖母からは弱く長く生きないと言われていたらしい。
20歳、30歳、40歳と節目のたびにこのことを思い出す。
そんな私にとって10年生きるという事が結構なチャレンジだった。
あと2年。。。50歳の自分を振り返ることができるのだろうか?
35歳過ぎに人生ごとガラガラっと断捨離し、パタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬ時もう後悔しないつもりでいた。
しかし、今、子供の成長をずっと見たいという煩悩が騒ぐ。
そんなモトボサツの日曜日の朝。
なぜかフィリピンという変な国でまだ生きていることにふと驚く瞬間がある。
肺がキュンとなるような猛烈な排気ガス地獄と濃厚な豚のにおい。。。
最近やたらと活性化するテロの恐怖
クリスマスが近づき、銀行とか行きたくない。。。
いつも心はサバイバルシミュレーション。
朝目が覚めるたびに生きていることに驚きと感謝をおぼえる。
感動はリスクと引き換えに生まれるものだ。
人間は無意識に歳をとり、ある時ふと結果論としてそれに気が付く。
高田純次注目の金言とされる有名なフレーズ。
歳をとってやっちゃいけない事”説教、昔話、自慢話”。
いかにも若い人が喜びそうな言葉だ。
若い人達はいつの世も年寄りが嫌い。
「おれ、団塊の世代大嫌いなんですよ」
若い世代からのこういった声は非常に多い。
もちろん私も頭ごなしに偉そうな爺さん大嫌い。
しかし、人類の発展を眺めるとALL ABOUT先人の経験。
師匠や先輩の経験をいかに吸収し応用してきたかに尽きる。
先人からの吸収を拒否したとたん、地球滅亡のカウントダウンに更なるブーストがかかるのだ。
私は禅問答が大好き。
だから短い言葉の中に沢山詰め込みたい。
大学の授業、セミナーでの一言。
単に歳をとったせいでそんなお鉢が回ってくる。
自分は一言で何を伝えられるだろうか?
英語で話すと意味は通じるが、心に届かせるには。。。ビサヤ語。
頭で理解することと解ることは違う。
色んな席で使える便利なビサヤ語を紹介したい。
「Kung malipay mo, Kamong guest malipay sad」
コン マリパイ モ、カモン ゲスト マリパイ サッド
あなたが幸せなら、あなたのお客さんも幸せだろう
もし話す相手が一人ならこうなる。
「Kung malipay ka, iamong guest malipay sad」
コン マリパイ カ、イモン ゲスト マリパイ サッド
あなたが幸せなら、あなたのお客さんも幸せだろう
製造業ならゲストがコンスーマーだったり、語学学校だったら学生だったりと単語を入れ替えるだけでOK。
大事なことは少し相手に考えさせる部分を少し残すことのような気がする。
受取上手なフィリピン人達はその先を深く考える機会が非常に少ない。
刹那さを少しだけブレイススルーするための禅問答的な短いフレーズが効くと思いながら生活している。
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