5700万円を社員へ還元 世界一のボスが全従業員をモルジブへ招待
最近世間で騒がれているホットなニュース。
世界で最も有名な総合格闘技系ジムであるシンガポールの Evolve Mixed Martial Arts通称”EVOLVE MMA”というジムのチェアマンChatri Sityodtongが従業員100人全員にモルジブの5スターホテルの旅をボーナス還元した。
Awesome Boss Spends $500,000 on ALL-Expenses-Paid Moldives Vacation for Em
Best boss in the world takes all his workers on holiday to the Maldives ...
He splashed out a whopping $500,000 ( 392k GBP) to reward 100 employees with the five-star all-inclusive holiday ...
50万ドル以上払って100万ドル以上稼いでくれれば投資効果あり?
目立ってナンボのショービズの世界。
スポンサーへのパフォーマンスも兼ねての商業的コマーシャルといった側面もあるだろう。
プレゼントされた側がどれだけ本当に楽しめたのか。
ここが非常に気になるところだ。
フィリピンの社員旅行って?
先日、大学の元教え子と社員旅行について話す機会があった。
彼女はB〇I銀行の某支店の4番窓口で働いている。
▶こちらご覧ください
在学中はいつも右の窓際に座って、目立たなかったが、今私の知る限りで最も輝いているように見える。
人生はホント運だ!
色が一段と黒くなっていたので聞いてみた。
あんた焼けたね~
「Hoy! Morena ka day」
ホイ!モレーナ カ ダイ褐色の肌の女性のことをスペイン語でモレーナという。
「今年の社員旅行はボラカイだったよ ウッキー♡」
「Adto mi sa Borakay para sa Company trip」
アット ミ サ ボラカイ パラ サ カンパニートリップ
彼女を見ていると心の底から楽しんできた様子が分かる。
彼氏もちゃんと同伴したらしい。
フィリピンの社員旅行は家族や彼氏彼女を同伴するのがわりと普通。
関係ないはずの彼氏彼女の方も簡単に休みがとれるということなのだろう。
本当はもっと多い?日本で社員旅行行きたくない人63%
もし日本の会社でモルジブ行きの社員旅行を企画したらどうなるか?
会社に時間を売っていると言われる日本のサラリーマンシステム。
定時に帰ることを許されない監獄のような社会だ。
日本はとかくオブリゲーション主義。
フィリピンのように権利ではなく義務を感じながら生きている。
社員旅行と書いて社内接待と読む。
特に若手の平社員は課長や部長ための芸者だ。
どんだけ自己犠牲したかが評価基準となる日本の社会構造が生む必然だろう。
社員を大事にするはずの社員旅行のはずが皮肉にも逆効果な存在になっている。
会社に大事にされていない「社員」は、「お客様」のことを大切に することはできないと考えます
日本におけるビジネスセミナーの定番項目!
和風なマインドに響く凄くキャッチーな切り口だ。
その大事にするという意味を履き違えそうな感じがなんとも濃厚だ。
さて、
果たしてフィリピン人社員は会社から大事にされると、良く働いてくれるのか?
フィリピン人のボスはそんな事気にしていない。
なぜなら、その原動力は自己顕示欲。
ボスはそのパワーを世間に見せつけることを喜びを感じる。
そして従業員は単純にそのボスに仕えていることを喜ぶのだ。
社員旅行のあり方も真逆なフィリピンと日本。
私は日本の社員旅行には行きたくないが、フィリピンの社員旅行に彼女同伴で行きたい派である。
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