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【パロパロ】 帰ってきたジ そのわけは。。。

投稿日:2017年1月22日 更新日:

PROMISE2017年早々、モトボサツ家で2年間ベビーシッターとして働いたジェンが失踪したあと、物凄い回転率で目まぐるしくベビーシッターが変わった。

たった1日で辞めるベビーシッター。

絶望のセブ。

アンジー(ジ)、アンアン、ジョイ。

この3人の中ではダントツでパフォーマンスが高かったのがジ。

雇ったベビーシッターが全滅した時に、ティムはジの事を残念がっていた。

彼女にはローカルフィリピン人にしては先を考えて行動する知恵があった。

そして何より目つきが良かった。

目は口ほど物をいうと言われるが、フィリピンでは全くその通り当てはまる。

極貧の子供の目は野良犬と同じで、常に睨みつける。

心にやましい何かを持つ者は目を合わせず視線は宙を泳ぎがち。

目をみればそのフィリピン人がこちらに対し好意的なのか悪意的なのかがわかりやすくディスプレイされる。

カモフラージュするという知恵が薄いので非常に素性が分かりやすいともいえるだろう。

ジョイは典型的な”ザ・フィリピン人”。

まるでダメな動物のように100%自己本位なマインドで行動する。

泣きながらうちを出ていく時、しっかりと自分の気に入った服を勝手に選んで持って帰った。

それを日本語では盗むというのだが。。。

ジョイから踏んだり蹴ったりの仕打ちを受け、我が家はランボー怒りのセブ状態となった。

これがフィリピンの実態だ。

 

ジに関しては、タンバイの彼氏が働くのを強硬に反対し、泣く泣く行けなくなったと聞いていたが、タンバイの彼氏に新しい彼女ができた。

いや、他の女の存在が発覚したというのが正確だろう。

嫉妬で縛るわりに自分は浮気しまくるフィリピン男は多い。

背に腹は代えられない状態のモトボサツ家としては、ジに最後の望みをかけ、出戻りを許すことになった。

そして、戻ってきた日の夜、3つの約束をした。

1. 突然辞めない

ドタキャン大国フィリピン。

大卒フィリピン人でも普通に風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みする国民性。

ここでは責任感という概念が存在しない。

そういう文化なのだ。

返事は100点結果0点と言われるフィリピン人の所以だろう。

しかし、簡単に割り切れない。

ドタキャンされると雇い側としては急遽代替を探すには無理。

後日、ドタキャンしたフィリピン人をとっ捕まえて問い詰めると決まってこう言う。

「行けなくなったというのがシャイだったから」

シャイという単語が大好きだ。

おそらくフィリピン流行語の殿堂入りを果たしているだろう。

ドタキャンするほうがよっぽど恥ずかしい行為だという事は理解できない。

2. 嘘つかない

嘘も方便だと言う言葉が日本にもあるが、一般的にフィリピン人は1年間に300回前後嘘をつく。

嘘が文化となっているフィリピンでこの嘘禁止レギュレーションは過酷を極めるだろう。

しかし!

嘘つきは泥棒の始まり。

これは日本で最も基本的な格言の一つだが、日本で生活していた頃はあまり深く気にしたことはなかった。

いや、気にする必要がなかったと言った方が良いか。

しかし、フィリピンで沢山の嘘に囲まれ、盗まれ、ボコボコに揉まれるうちにこの言葉が的確さが身に染みる毎日。

嘘つきは絶対盗む。

彼女がうちの信頼を得るには、嘘で逃げない習慣を身に着けてもらわなければならない。

3.ちゃんと謝る

何かにつけ言い訳から入るフィリピン語ではマインドも常にその場しのぎの嘘で取り繕う。

「フィリピン人ってホント謝らないですよね」

謝ることが挨拶替わりになっている日本人からするとそのギャップはマリアナ海溝より深い。

参考記事▶アメリカ爺VS某カフェのフィリピーナ

大学で生徒達に聞いてみたことがある。

「フィリピン人ってなんで謝らないのかな?」

「きっと謝るのが怖いから」

的確な答えだ。

そう、怖いのだ。

嘘も盗みも言い訳もドタキャンも全て人間の弱さから来る。

怒られることなく育ち、常に神に願えば楽になれる環境が作るスポイルされた自由気ままなマインド。

本当の事を心の中で唱えるのは日曜日の朝の教会だけ。

自ら自分の存在を消す行為に追い込むまで自責の念にとらわれる行き過ぎた日本。

一方、自分の事しか考えないフィリピン人。

双方で秩序を保ち利害関係を成立させる生活は難しいのだ。

しかし、ジにはこの3つを守ってもらう約束で再雇用することにした。

今朝、ジョギングに行く前に確認した財布の中身は6100ペソだった。

そして戻ってきて調べてみると、なんと。。。

ちゃんと6100ペソあるぞ!

朝から実に清々しい。

 

補強.男をみる目を養う

これはそのうち言おうと思うのだが、男を選ぶ目を養う。

ダメな男ほど愛おしいらしい。

きっと宇宙が人類へ与えたバランス機能だ。

母性を刺激するダメ男。

人類普遍の皮肉だが、フィリピンでは特に顕著。

女がダメ男を養う姿が街中でみられる。

男の役割は女を職場までオートバイで送って行くだけ。

タンバイしながら、他の女のケツを追いかけあちこちにシングルマザーを量産しまくるシステム24時間稼働中。

ダメ男に足を引っ張られる残念なフィリピン女性が溢れる。

ぜひジにはそのトラップから這い出して欲しいと願ってやまない。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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