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【なんじゃこりゃぁ】なるほどザフィリピン!ファーストフードが遅い2つの理由

投稿日:2017年3月17日 更新日:

私は何を隠そうフードコート派で、あの混沌とした異種格闘技感が好きなのだ。

しかし、3月15日のフィリピン給料日直後のアヤラモールフードコートは超満席だった。

それはアヤラモールに限ったことではなく、道路も渋滞し、街中が急激に活性化する。

国民の懐具合が非常に分かりやすい国だ。

さて、そうなると、一瞬ランチ難民となり、高めのレストランに行くかジョリビー等のファーストフードに行くか迷いながら彷徨うことになる。

その日はKFCがなぜか比較的空いていた。

家の近所にKFCがありちょっと行き飽きた感があるので一瞬迷ったがまさに背に腹は代えられない。

その日は男らしく黙ってKFCで済ませることにした。

さて、ここから長い旅路が始まるのだ。

フィリピンのファーストフードは本っっ当に遅い。

とにかく遅い!!

なぜ遅いのか考えたくないが、今回科学的に解説してしまおうと思う。

 

■ 理由その1 レジの担当者が機械の使い方を知らなすぎ。。。

私が並んだレジには4名の客が並んでいたのが10分以上かかり、ようやく後1名様となった。

その間何度も「もう今日昼飯やめようかな。。。」と思った。

最後の客はキューピー人形が大人になったようなおばさんだった。

年のころはそうさのぉ、35歳位か。

進歩や合理化を極端に嫌うフィリピン。

決定的に処理能力に欠ける理由は、チンタラした手書きの手作業を好む。

日本だとレジでガチャガチャポンと出てくるところをのんびり何枚も手書きで明細を書いたりする。

しかも字が超下手なので書いた本人もあとから分からない程だ。

本来処理を早くするための文明の利器を使いこなせない。。。

だから、余計時間がかかる。

ちょっと応用力が必要な注文が入るとアウト。

暫く固まったあと誰か応援を呼びに行く。

しかし生憎呼ばれたイティム(クロンボ)な男性スタッフも結局お手上げ。。。

服の色の違うスタッフがやって来た。 しばらく色んなボタンを押していたが、諦めてどこか行ってしまった。

そのあと、京劇の人形風のスタッフがリリーフとして投入された。

「ようやく、これで俺の番がやってくるぜ~」

 

■ 理由その2 客が途中で心変わりする。。。

フィリピンあるあるの上位に来るこの心変わり。

キューピーは一回出した注文をいきなり撤回して別のをオーダーし始めた。

コーラから飲み物をパイナップルに変更しようとしたが、あいにく欠品。

それから熟慮を重ね結局アイスティーに落ち着いた。

さらに、待っている間に腹がもっと減ったらしく、追加でアラカルトを注文しはじめた。

こうなるとレジの京劇の人形はパニック必至。

固まる。。。

そしてまた役に立たないマネージャーを呼んできて二人で色々ボタンを押しまくる。

これは私が超ハズレを引いたのではなく、他のレジも大して変わらない。

しかしフィリピン人客は全く動じない。

下の写真は腕を組んでいるのはイライラして怒っているのではない。

今日は何を食おうか真剣に考えているのだ!

この人達って食事を選ぶ時が左脳が最も活性化する最大の瞬間かもしれない。

これは待ちすぎて寝いのではなく、真剣に迷っている顔だ。


「 Unsa Imo?」ウンサ イモ?
んた何食べるの?

友達の情報を参考に決めるのも優柔不断なフィリピンならでは。

「イカウ?」
あんたは?

聞かれてるのに相手に同じ質問を投げ返すのがフィリピン流。

いつもこうやって堂々巡りだ。イカウ?イカウ?イカウ?

しかし、どうせそうやって一生懸命考えて決めたメニューをレジで変更するに決まっている。

そうやって、レジを知らないスタッフと心変わりの激しい客とでレジ渋滞を作っているのだ。

私の注文が済むまで15分かかった。

おかげで結論に至るまで3回位心変わりしてしまった。

レジの隣のスペースで注文した品物が来るまで待つことになる。

印字が薄すぎて見えない。。。

スタッフに解析してもらい、ようやく私の物と思われるものが運ばれた。

アイスティーが乗っている。

「俺ミネラルウォーターって言ったのに違うやん」

暫く薄い印字のレシートを睨みつけながら奥に戻って行った。

待つこと3分。

ようやく水をもってスタッフがやってきた。

結局ここまでこぎつけるまで全工程20分近くかかっている。

これがフィリピンのファーストフードのスタンダードだ。

20分かけてようやくありつくランチ。

イメージ図と全然違う!!!

まるで誰かの食べ残しをそのまま持ってきたようにグチャグチャでショボい。

下の写真はサンプル。

たしかに、ライスも肉もコーンもあるけど、ショックの度合いが大きい。

やはりフィリピンはとことん修行生活。

たとえフィリピンのファーストフードで嫌なことがあっても自分だけじゃないと思ってもらえたら幸いだ。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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