昨日はカワイイちゃんの3歳の誕生日だった。
思ったより大きく育った我が子の寝顔を見ながら万感の想いに耽った。
「いや~、こんな変な国でよく3歳まで育ったな」
立ち合い出産の記事を書いたのがついこの前の出来事のようだ。
子供が3歳という事は、あれから私は3年間生きたという事。
妙な達成感を感じてしまう。
しかし、歳をとるに従い時間の経ち方は加速するものだ。
なぜそうなのか。
そういう事を研究した暇な人がいた。
フランスの哲学者ポールジャネ。
人間の主観的時間は年齢の逆数に比例する。
たとえば、3歳のカワイイちゃんにとって1年間は人生の1/3に相当し、私にとって1/48である。
生きた年数が長ければ長いほど、相対的に1秒の体感スピードが速くなってしまう。
更に、記憶力も鈍るのでダブルパンチだ。
時の過行くスピードが日々加速し、あっという間にあの世に行ってしまう現実は代えられない。
だから、幸福度を上げるにはフィリピン人のように今の瞬間に集中して生きるのが良い。
明日、明後日、半年後の事を考えながら生きると、まるで綱引きのようにこちらから時間を引っ張って加速させているのかもしれない。
時間を引っ張り過ぎない人生。
ただ長生きすることに意味があるのではなく、次の世代へ勇気を与える経験や哲学を残すことこそが永遠の命を得ると考えると心が少し軽くなる気がする今日この頃。
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