午前6時JYスクエアを出発。
徒歩は移動手段の中で最も遅い。
速度と感性は反比例する。
車では気付けない景色が見えるのだ。
セブ恒例となったトライアスロン大会が明日行われる。
その練習を兼ねた余裕のあるフィリピン人達が高そうなスポーツ自転車で坂を駆け上がっていた。
追い越すたびに我々に向かって「Good morning」と爽やかに声をかけられ少し驚いた。
ローカルフィリピン人は基本的に挨拶をしない。
ただジーーーっと動くものを見るだけ。
そういった社交マナーもこの高級自転車に乗る人間の要件なのだ。
自転車だけではなく、ジョギングしている人も結構いた。
ゼッケンの付いたダボダボのタンクトップではなく、スポーツブランドのコマーシャルを思わせる凝った格好だ。
麓からマルコポーロホテルまで徒歩20分。
実際歩いてみると早朝とはいえ思ったより多い交通量でマスクが必要だ。
すこし高台なので空気が良さそうに思えたが、徒歩は健康に良いのは悪いのか正直微妙。
今起きたばかりという顔をしてボーっと立つフィリピン人女性。
暫く上り続けると、コーヒーショップが現れた。
地元のローカル民が行かなそうなオシャレな隠れ家的カフェ。
辺鄙な場所だからこそ意味があるのだろう。
ヘリコプターを使って長野に蕎麦を食いに行く思考とかぶる。
Never Mind The Dog.
犬より俺様の鉛の玉のでる黒い筒を心配しろという事だろう。。。
冗談じゃなくきっと本気だ。流石フィリピン!!
出発後1時間半ほど経った景色。
フィリピンの道を歩くなら前から来る車に気が付けるように道路の左側を歩いた方が良い。
そして、1回だけ短い休憩をはさみ、2時間でトップスへの分かれ道まで到着。
ここから結構勾配がキツイのだが、ゴールは近い。
工事現場付近に置いてあったバイクに自分の写真が貼りつけてあった。
自己愛充満するフィリピンの象徴だ。
そしてついにTOPSへへ到着。
今回は記念に入場料100ペソをわざわざ払って展望台へ行きセブの街を一望した。
朝の景色も悪くない。
2時間以上かけて登りきった達成感に浸る土曜日の朝。
山頂でしばらく汗を飛ばし、帰りは颯爽とジプニーで下って戻ることで満場一致!
ジョギングシミュレーターで距離をざっと計算すると9.2kmだった。
2時間半でいったいどれくらいカロリー消費したのだろうか?
消費カロリーは549kcal。
ビッグマック1個分!!
これが苦節2時間以上に相当すると思うと簡単に食えない。。。
入力するデータは下記の通り。
自分の体重
傾斜レベル(1~5)
登山時間
係数1(年齢別)
係数2(体質別)
ぜひ一度登って独自のカロリー計算をしてみるのもいいだろう。
しかし、歩道らしきものがないので車やオートバイには最注意を!!
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