知恵の回るやつは悪い事をする
つくづくベビーシッター運の無いモトボサツ家。
通算9人目だったジョビは一応3カ月続いたが、またもやさんざんやらかしていなくなった。
母親が戻ってこいと言っていると見え透いた嘘をつく。
常に若いベビーシッター問題は男が絡む。
そして、うちを去ったあと余罪が発覚。
カワイイちゃんの通う幼稚園では他のベビーシッターから借金をしていた事が判明。
現金以外にも服など借りたままだったらしい。
さらに近所にも我々から酷い扱いを受けていると吹聴してまわっていたようだ。
彼女だけの話ではなく、変な辞め方する奴は後からいろんなものがボロボロ出てくる。
これもフィリピンあるあるなのだ。。。
個人的にはジョビの事は残念だ。
彼女は歴代のヤヤの中では最も地アタマの良さが目立った。
話し方からしても頭の中の整理具合は悪くない。
まあ、しかし結局少し知恵の回るやつは悪い事をしてしまうのがこの国の定めか。。。
チノイの奥さんからの指導3か条
途方にくれるモトボサツ家へ隣に住むチノイの奥さんから3つの指導があった。
建設と警備会社をやってるらしい羽振りのよい中間層。
※チノイとはチャイニーズフィリピーノの略
チノイはフィリピンの頂点に君臨し、政治経済を根底から掌握。
マレー系を中心とした根っからのフィリピン人達を長きにわたり支配下におさめ続けてきた含蓄があるのだ。
チノイ妻から出た指導内容は特に食事に関するものだった。
1 主人より食事を先に食わせない
2 選択権を与えない
私もティムも働いているので遅く帰るときが多い。
その場合、悪いからカワイイちゃんと一緒に先に済ませておくように言っていたのだ。
しかしそれがそもそもこの国の体質にはそぐわないという。
出かけた先で、一緒に食事をするときも、「あんたの好きなもん食え」というスタイルだったのも確かだ。
もう一つでたのがこれ。
3 インターネットのパスワードを絶対教えない
暇さえあれば携帯をチャカチャカいじっている姿が全国でみられる。
さらに無料wifiとなれば鬼に金棒だろう。
あげくの果てフェイスブックで男とやり取りをはじめ最後は変な感じでフェードアウト。
仕事なんか3の次状態。
最初はハウスキーパーを奴隷のように扱うフィリピン人富裕層に対して酷いと思っていたが、考えさせられる所が多々ある。
典型的身分社会のフィリピンの所以だ。
まとめ
こちらが優しく接すれば向こうも絆されて尽くしてくれるのではないかと思っていた。
結果的にはそれが仇となり、制御不能となり最悪な結果へと結びついていった。
やはりよく言われるように日本人のやり方では舐められて終わるだけなのか。
日本のやり方は日本でしか通用しない。。。
さて10人目のヤヤがやってきた。
マラウイの隣街出身の22歳シングルマザー。
つづく。
もしよかったらブログランキング応援ぜひ一回だけゴリっとお願いします!!
↓↓↓↓↓
にほんブログ村