なんと5月27日に新車で購入したバイクの登録が9月21日に終了した。
苦節4カ月!
フィリピンの役所の処理能力の遅さはクレイジーとしか言いようのないレベルだ。
しかしまあ下から数えたほうが早い国でつべこべ言っても始まらないのだが、何とも言えぬ気持ちが抑えられない。
実はこの話にはもう一つトラップがあった。
役所との間に入っているバイク屋。
役所への登録はバイク屋がやるということだったので、単純に「有難う」と思ったのだが、これが大きな間違いだった。
登録は仮登録も含め2週間ほどで終わると言われたが、待てど暮らせど一向に連絡が来ない。
ティム名義で買ったのでティムに電話で吠えてもらったが、役所の処理が遅いの一点張り。
イライラしながら毎週バイク屋へ電話したがワラ(まだ)という機械的な返事がくるだけだ。
2カ月を過ぎたころに、我が家のホンダはただのオブジェと化し、もう乗る気がしなくなってきた。
近所の人からも、「あんたのバイク壊れて動かないんだったら買い取るよ」と言われる始末。
切なさが募りまくる。。。
本当にどうでもよくなって、徒歩やAngkasというサバイバル生活がすっかり板についてしまった。
もうそろそろ丸4カ月か。。。
怖い物見たさもあり、バイク屋をとばしてLTOに直接聞きに行くことにした。
LTOを含めフィリピンの公務員男性職員は女好きで有名だ。
ティムが行くと男性職員がMa'amと手揉みしながら嫌らしく出てきて、バカ丁寧な態度で登録を確認してくれたらしい。
そして最後は電話番号とフェイスブック名を聞いてきたらしい。
そんなことしているから日本なら半日以内で終わる処理に数カ月かかるわけだ。
もうこいつら一回パタイ(人間の最後に訪れる儀式)んでほしい。
そんなLTOによれば9月2日には既に登録が完了しており、バイク屋の担当が適当にワラ(まだ)と行って現実逃避していただけだったのだ。
いつもの適当な嘘のせいでバイクに乗るのが3週間も遅れた。
厚顔無恥さは天下一品。
じゃあ、このバイク屋じゃなければスムーズに行っていたのか?
いやいや、どこ行っても所詮フィリピン、同じだろう。
こうやって、痛みを心に刻んで行くしかないのだ。
アウトソーシングはリスク以外の何物でもない
フィリピン人に何かを頼むこと自体が既にリスクだ。
その場しのぎの嘘を付きまくる。
信じられるのは自分だけ。
今回のバイク登録事件も、もし自分でLTOに行き直接登録作業をしていれば、確実な回答を得られていたのだ。
フィリピンでのアウトソーシングは便利ではなくリスク以外の何物でもない。
間に人が入れば入るほど情報は真実性を失い、その人数の二乗のリスクを負うことになるのだ。
極力なんでも自分で手続きする癖を付けたほうが良いと痛感した出来事だった。
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