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【非常識】それ絶対変だろシリーズ 遮断機編

投稿日:2017年12月30日 更新日:

フィリピン人について一般的に言えるのが、物事の優先順位がおかしい。

「そこ、どうでもいいだろ!?」というところに一所懸命になる。

たとえばイライラの殿堂、セブのマクタン空港のパーキング。

玩具箱みたいな危うい箱に設置されたボタンを押すとパーキングチケットが物凄くゆっくり出てくる。

それをイラっとしながら引き抜くとGate Arm(通せんぼ棒)が数秒間上がりその隙に入場するのだ。

その時目に入るこの警告。

CAUTION
WATCH FOR GATE ARM

頭上注意。

まずこのショボい遮断機でパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ねるヤツはまずいない。

そんなアホはARM BARにシバかれて目を覚ますが良い。

だいたい、人間が通るために設置された隙間を通らずゲート付近をチンタラ歩く歩行者が居るのでパーキング機能が世界最悪レベルに低下するのだ。

気にするところが絶対おかしい!

パーキングから出るのに40分もかかるのだ。

もっと料金所の渋滞を解消するための方策とかそういうことに頭を使ってほしいと切望して止まない。

 

日本を離れて暫くしたころ、ふと耳に入った言葉が妙にひっかかった。

「日本の常識は世界の非常識」

まるで世界中を知り尽くした神のような上から目線充満する表現だ。

フィリピンという変な国では”自分さえ良ければいい”という哲学が蔓延り、常識とか悠長なことを言っていると直ぐパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬ。

そして、あんたらちょっと頭おかしいんじゃないかと感する事が日常的に起きる中で、そもそも常識という平和ボケした概念自体が存在しないのではないかと思う事もしばしば。

フィリピンのズレを心の底から楽しめるようになれるのはいつの日か。。。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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