マクタン島といえば犬よりヤギが多く、やたらと日焼けしたフィリピン人がフラフラと歩くローカル感200%増量な場所だが、一方、空港やカジノ、高級ビーチリゾートといった客の呼べる島でもある。
だから投資するならマクタンでしょう!?
そんなノリで2012年頃にいきなり販売開始されたのがマクタンニュータウンのコンドミニアムだ。
フィリピンでは日本人名義で土地は変えないが、上物は買える。
フィリピン大手デベロッパー”メガワールド”がコールセンターの誘致を前提に開発し、コンドミニアム「8 Newtown Boulevard :エイトニュータウンブルーバード」を投資物件として購入した日本人が沢山いた。
2014年に4棟が完成したが、肝心のコールセンターは全然出来ておらず、プレビルド特有な資金の塩漬け感が強かった。
先日会った日本人の知り合いはなかなか見込んだ転売ができないと嘆いていた。
販売代理店の転売アシストサービスはストップしたらしい。
やはりフィリピン不動産は買うものでは無く売るものだ。
しかし、希望がないわけでは無い。
それは謎の中国人市場。
先日、マクタンニュータウンを散策した時のこと、空地の向こうにそびえるビルが見えた。
まだ出来立てほやほやな真新しいビルだ。
セブンイレブンも他と違いやたらとオシャレな雰囲気だ。
中に入ってみると殆どの客は中国語を話していた。
全員首からIDを下げている。
一瞬、台湾人語学留学生かと思ったが違う。
コールセンターで働く中国人だ。
セブンイレブンのみならずビルの周りは中国人であふれていた。
しかし、余計なお世話だが、ワーキングビザはどうなっているのだろうか?
2016年11月25日、マニラで就労ビザなしで働いていた1318人の中国人が現地警察により逮捕された事件があった。
コールセンターは人件費勝負だ。
わざわざ海外から本物の中国人を連れてくると、9gビザの取得に一人当たり20万円以上もかかり、さらに申請してから実際の取得まで1年ほどかかるケースもある。
私が携帯で景色を撮影していると、首にドラゴンの刺青のある坊主頭の中国人男性が物凄く警戒した素振りを見せた。
見てはいけないものを見た気がする。
コールセンターワーカーがコンドユニットを買うことはないだろうが、会社名義で出張者用に購入する話もチラホラ出ているという。
日本人にとってのイグジットのチャンスは謎の中国人!?
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