3月から4月上旬にかけて、私の知り合いのフィリピン小金持ちはこぞって日本観光へ出かけた。
ぜひとも桜を見たい。
日本人が想像するよりフィリピン人による桜への日本シンボル化は絶大だ。
外国人だけが買えるJRレールパスを使い10日くらいかけて広島から北海道まで新幹線を使った旅を謳歌する。
セブのフィリピン人は関西にはまる。
またその情報がフェイスブックで瞬く間に伝播し、得意のクチコミでオリジナル旅行パッケージが構築されていくのだ。
私が通っているジムのオーナーが先日日本へ行ったのだが、成田で借りたポケットWIFIを持って帰って来てしまったと日本語で書かれたトリセツを持ってきた。
アホかと思ったが、搭乗時間までに余裕がなく返却できなかったというが、小金持ちでも借りた物への意識の薄さはフィリピン人らしさを感じてしまう。
日本は治安が良く親切で清潔。
はいはい。
型どおりのセリフを聞き過ぎてもう耳にタコができるくらいだ。
同じアジア、いや惑星とは思えないほどの圧倒的な差に驚きの声は絶えない。
そんな中で最も盛り上がるのが風呂話。
日本観光の中で最も大きな衝撃の場面。
フィリピンは土人裸族種に属するらしいが、それでも浴場で他人に下半身を晒すという奇妙な儀式はハードルが高い。
Bushy!
この語源は茂みのことだが、つまりそこから想起されるもじゃもじゃの毛を指す。
フィリピン人が日本の温泉に行って2度驚くのは、全裸で人前に出ることと陰毛の有無。
日本で陰毛を剃るのは変態だが、フィリピンでは逆に陰毛を放置するほうが変態扱いを受ける。
自分だけ陰毛を剃っている。
常識が音を立てて崩れる瞬間が想像に難くない。
。
初めての人前全裸に加えダブルで超恥ずかしい。
そんな下世話な土産話できゃっきゃと盛り上がるのだ。
うちのティムも初めて日本へ行った際、宿泊した博多駅の”西鉄IN”の大浴場へ無理やりい入れた時には自分だけ陰毛を剃っている事が人生最大級なショックだったらしい。
だから日本へ行くフィリピーナが居ればぜひ陰毛を生やしていくようにアドバイスしている。
本文はこちらをクリックしてみてください。
フィリピン人が毛を剃る理由は単純で伸ばすと不潔だからだという。
これは欧米でも基本同じで理にかなっている。
では、なぜ日本人は脇毛を永久脱毛するほど気にするのに陰毛は剃らないのだろうか?
ここは研究の余地を感じてやまない。
もしよかったらブログ村ランキングの応援クリック1回グリっとお願いします?