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【フィリピン洗礼】スーツケースボコボコ事件

投稿日:2018年6月10日 更新日:

3年前にティムを連れて日本へ一時帰国する際にセブで買ったスーツケースを今回も使用した。

ティムはオレンジで私は青。

私の青いスーツケースはセブの空港内を引っ張って歩いているうちにいつの間にか車輪が一か所潰れてしまっていた。

なんで自分のだけ?

購入時にはボディー部分が全く同じでデザインだったので単なる色違いかと思っていたが、よく見ると細部の作りが違った。

ティムのオレンジのほうが車輪やハンドル部分の作りや素材が一見して良さそうだ。

消耗品と割り切っていたのだが、なんだか悔しい。

自動車と違い、スーツケースの車輪は一つ無くても2輪でリフトしながら転がす分には全然問題ない。

ところで日本航空で長崎から羽田へ移動した時のこと、ティムのオレンジ色のスーツケースだけ流れてこなかった。

ひょっとしてティムの荷物だけ北海道に送られたとか?

いやいや、ここは日本だ。

セブだと一つだけ荷物が不思議とダバオとかに送られたりする珍事が起こるのだが、さすがに日本でそれはないだろう。

すると、スタッフの女性がオレンジ色のスーツケースを持って現れた。

車輪が見事にもげていた。

変な話だが車輪の乗せ方が丁寧だ。

セブだと車輪がどこに行ったかすらわからないだろう。

こちらから苦情を言うまでもなく、丁寧に謝罪された。

普段セブでは何があっても断じて謝罪のない文化なので、たかがスーツケースの車輪で深々とした謝罪を受けながら一体どんな顔をしてよいかわからなかった。

代替えの布製のスーツケースか、車輪の修理代相当の現金2000円補償の二択となった。

どうせセブに戻るときにもっとボコボコにやられる可能性があるので、修理代の現金をもらっておくことにした。

そしてこのまま5年は使えそうなレベルで丁寧に応急処置をしてもらった。

日本では当たり前の対応だろうが、セブだとこんな場合謝罪がないどころか、スーツケースが根性なしダカラとか言われて終いだ。

セブへ戻ってきた途端、嫌な予感大的中。

荷物受取のところへ流れてきたオレンジのスーツケースに異変が。。。

スーツケースに直径10センチほどの穴が空いとるばい!!

私の脆弱な青いスーツケースは全く無傷なのに、なぜかティムのオレンジ色のスーツケースだけが狙われたようにボコボコに。。。

いったいどうやったらこんな穴が開くのだろうか?

乗客を待たせないためには丁寧に扱っていられない。

だからこの映像に映し出されたスタッフを単純に非難してはいけないだろう。

所詮スーツケースなんて車のバンパーと同じ消耗品。

しかし、結果的に不慮の損害を与えてしまった場合、乗客へ報告と謝罪をするのは別問題。

流石セブパシフィック。

荷物を放り投げているスタッフはきっとこう思っただろう。

壊れたスーツケースの根性が無さ過ぎた。

またはベルトコンベアーが硬かったダカラ。

どうせ誰がやったかわからないだろうからオッケーラ。

皆が自分のせいじゃないと本気で思えるフィリピンには勝てない。

そんな国でスーツケースごときで苦情を言う気にもならないから、穴空きスーツケースをそのまま持って帰ってきた。

オレンジスーツケース君、本当にご苦労様でした。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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