カルチャーショック

【メスチーサの血統】フィリピンでソバカスはブランド

投稿日:2018年6月12日 更新日:

フィリピン人を容姿別に無理やり分けると4つに分かれる。

1マレー
2チノイ
3スペイン
4インド

1と4は色が黒いのだが、2と3は基本的には色が白い。

1から4までの血統の中でもっとも価値が高いのが3と言われる。

スペインに支配された過去をなぜか誇りに思う変な国民だが、やはりここも西洋優勢主義が生きているようだ。

ブランド価値の高いスペイン系は美の象徴とされ、真偽は別としても、こちらから全然聞いてもいないのに、自分のお爺さんはスペイン人だとか自己申告してくるフィリピン人は多い。

先日のSM逆走ドカン事件の際、5階のパーキングからエレベーターに乗った時のことだった。

エレベーターにスペイン顔したモデルを起用した宝石店のコマーシャルがでかでかと貼りつけてあった。

何となく目に入ったモデルだったが、向かって右側の肩の部分と頬に一見してわかる感じで大量のソバカスが浮き出ていた。

見栄っ張りな国民にしては迂闊というか、あまりにも配慮が無さすぎるだろう。

こんなもん得意のエディット技術でなんとでもなるだろうに。

「これ、化粧して隠せばいいのにね」

思わずティムに言ったら、こんな答えが返ってきた。

「あー、メスチーサだからねこの人」

なんだそれ。。。全然、答えになっていない。

そう思った瞬間、私の海馬に閃光が走った。

9年ほど前じゃったかのぉ。

元カノTと事実上分かれてしまったころ、ダウンタウンのアカウンタントオフィスで働いていたS子と付き合いが始まった。

S子はフィリピンでは珍しい読書好きで、さらに数字に強い会計士だったが意地っ張りだったのでよく喧嘩した。

自己紹介の時に自分の祖父はスペイン人だといい、腕に浮かぶソバカスを指さして「ほら、これが証拠よ♡」と言っていた。

日本だと高須クリニックに行ってでも除去したい対象のソバカスを誇らしげに指さされてもピンとこなかったのだが、その時シナプスがピキピキと繋がったのだった。

フィリピン人にとってソバカスはメスチーサの証拠でブランドのロゴみたいなものなのだ。

白人は肌が白いため紫外線を遮断することができずメラニンを溜めやすい体質のため「そばかす」が大量にできてしまうようです。外人(白人)と日本人のそばかすができる違いとは?逆に日本人は茶色や黄色の肌色なので白人に比べて紫外線を遮断しやすくなります。さらにフィリピン人の場合は肌が褐色なのでい紫外線から肌を守るには適しているようです。 引用元

だからソバカスのあるフィリピン人が居たら、「素敵なソバカスですね」と褒めてみるのもありかもしれない。

ぜひ今度試してみよう。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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